ルイス・ハミルトン
ルイス・ハミルトンのスペインGPでのクラッシュは、ホイールリムに石が入り込んだことが原因だとの見方が強まっている。

ルイス・ハミルトンは、2位を走行していたスペインGPの残り2周に突然左フロントタイヤが破損。バリアにクラッシュし、レースを終えた。

マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュはデブリが原因かもしれないと推測しており、ブリヂストンも「現状ではタイヤの問題が原因ではないと思います」との見解を示している。

ブリヂストンの浜島裕英は「ルイス・ハミルトンに起こったアクシデントを解明するためにマクラーレンと協力して調査中です」と付け加えた。

ルーベンス・バリチェロは、予選のあと彼のFW32とヘルメットを携帯カメラで撮影し、飛び石による損害への驚きを語っている。

バリチェロは、決勝レースでも左フロントに“強い衝撃”を感じてたあと、バイブレーションに細心の注意を払いながらマシンをチェッカーフラッグまで運ばなければならなかったと Auto Motor und Sport に語った。

「タイヤに問題を起こさないために彼をスローダウンさせなければならなかった」とウィリアムズのテクニカルディレクターを務めるサム・マイケルはコメント。

「次のレースにむけて調査するつもりだ」

バリチェロは、ホイールリムに石が入り込んだのではないかと推測しており、同じような原因でセバスチャン・ベッテルのブレーキにもトラブルが生じた可能性があると考えている。

レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーがベッテルのブレーキディスクに「少しダメージがあった」ことを明らかにし、「確実なことはファクトリーでなければわからない」と付け加えた。


このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / マクラーレンF1チーム