マーティン・ブランドル、ハミルトンの防御が“甘すぎた”との見解に反論
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ニコ・ロズベルグは、元チームメイトであるルイス・ハミルトンが、残り2周でタイトルのライバルであるマックス・フェルスタッペンにあっけなく順位を奪われてことについて「ドアを閉めろよ!」と批判した。
ルイス・ハミルトン自身は、チェッカーフラッグが振られるまでのどこか時点で抜かれることは避けられなかったので、マックス・フェルスタッペンとのバトルで抵抗しぐることは「無意味」だったと語っている。
マーティン・ブランドルは、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンの間で起こったことをチェスの動きに例え、7回のF1ワールドチャンピオンの考え方に同意した。
「フェルスタッペンを通したときのハミルトンが甘すぎたということに同意しない」とマーティン・ブランドルはSky Sports F1のフランスGP後のコラムで語った。
「彼はタイヤが終わっていたし、レッドブルの挑戦スピードとDRSのアシストがあったことを考えれば、フィニッシュ前に抜かれるのは避けられなかった」
「同じように、ハミルトンが以前にブダペストとバルセロナでフェルスタッペンを追い抜いたとき、フェルスタッペンはそれほど攻撃的ではなかった」
「チェスの試合でキングを倒すのと少し似ている。負けは避けられない。タイヤに救いようのないフラットスポットを作ったり、フロントウィングをなくしたりするよりは、むしろ18ポイントをバッグに入れて、次の日の準備のために傷をなめておいた方がいい」
カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / メルセデスF1 / F1フランスGP