ルイス・ハミルトン
2戦連続で予選でテクニカルトラブルに見舞われたルイス・ハイルトンは、予選後のエンジニアリング会議を欠席してサーキットを後にした。

ホッケンハイムでブレンボ製ブレーキが故障し、予選下位に沈んでからちょうど1週間後、ルイス・ハミルトンはハンガロリンクで燃料漏れが発生し、またしてもポールポジションを逃した。

予選後、信じられない表情を浮かべてパドックに戻ったルイス・ハミルトンは明らかにフラストレーションを見せつつ「もはや不運では片付けられないところへ来ている」と報道陣に語った。

そして、すぐにレーシングスーツを脱ぐと、エンジニアリング会議を前にサーキットを後にした。

メルセデスのトト・ヴォルフによると「帰りたがっていた。帰っていいかと聞かれたので“ああ、帰っていい”と言った」と明かした。

メルセデスの広報担当によると、日曜日の朝にルイス・ハミルトンがエンジニアと会い、予選の報告とレースに向けた準備を打ち合わせると述べた。

トト・ヴォルフは「彼は3回目のフリー走行後に報告を済ませているし、予選はあまり長く走っていない。それについては彼のエンジニアが伝えるだろうし、もしかすると、もう一度、彼とじっくり話し合うかもしれない」と説明した。

ドイツのテレビ局 Sky でコメンテーターを務める元F1ドライバーのマルク・スレールは、ルイス・ハミルトンを早めに帰宅させたメルセデスの判断は正しかったと評価した。

「ドライバーとして、こういうことがあるとかなりフラストレーションを感じるものだ。ここに立って、ジャーナリストからの馬鹿らしい質問に答えていれば、さらに不満が募ってくる。それに1周目で火が上がったのだから、彼がエンジニアに伝えることは何もない」


ドイツとハンガリーの連続でルイス・ハミルトンがテクニカルトラブルに見舞われたことを受け、メルセデス会長のニキ・ラウダは技術部門の責任者を務めるパディ・ロウにプレッシャーをかけた。

ニキ・ラウダは、実際の緊迫感があるのはパディ・ロウだと述べ、「メルセデス、とりわけパディ・ロウがすべてを調査し、理解すると当てにしてもらって構わない」と RTL に述べた。

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カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / メルセデスF1