ハースF1代表 「ライバルのPU交換ペナルティは来季の訓練になる」
ハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、ライバルのPU交換ペナルティは、2人のルーキーがスタート時のポジション争いを学ぶことに役立っていると語る。

ハースF1は、次世代の2022年F1マシンに焦点を置き、今季マシンを開発しないことを選択したこともあり、二人のルーキーは今シーズンの大部分をグリッド後方で走っている。

ニキータ・マゼピンはまだQ1突破を果たせていないが、ミック・シューマッハはF1フランスGPとF1トルコGPでQ2進出を果たしており、チームメイトを定期的に上回っている。

だが、最近のラウンドでは、ライバルのPU交換ペナルティによって、ハースF1のドライバーはさらに上位のグリッドからスタートしている。

F1ロシアGPでは予選17番手のミック・シューマッハと19番手のニキータ・マゼピンはロシアでそれぞれ14番グリッドと15番グリッドからスタート17位と19位になりました。F1あメリカGPでの16番手と17番手に並び、予選結果よりも3つ前のポジションからスタートしている。

「現在このようなことが起こっているのは我々のドライバーにとって非常に良いことだ。それによって、ドライバーは常に最後と最後から2番目、せいぜい17番手と18番手からスタートということにはなっていない」 とギュンター・シュタイナーは語った。

「少し前向きなことだ。どこかの段階で全員がエンジンを変えなければならず、我々がポールポジションを獲得できることを望んでいるが、今年は時間が足りなかもしれない!」

「来年はより良いパフォーマンスのマシンで、実力でそれらのポジションからスタートしたいと思っているので、そういったポジションからスタートできることは彼らにとってトレーニングになる」

「そういった位置からスタートするたびに、彼らはどのように行動しなければならないか、そして、それを最大限に活用する方法について多くを学ぶので、彼らが学び、物事を取り入れる大きな機会だ」

ミック・シューマッハとニキータ・マゼピンはすでに2022年のハースF1への残留が発表されている。

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カテゴリー: F1 / ハースF1チーム