ロマン・グロージャン 「5分でメルセデスF1が素晴らしいチームと分かった」
元F1ドライバーのロマン・グロージャンは、メルセデスF1のブラックリーのファクトリーを訪れた後、わずか5分でチームが2014年以降F1を支配している理由がわかったと語る。

ロマン・グロージャンは、6月にポール・リカールでメルセデスのF1マシンで“お別れテスト”を実施することが決定。今月初め、メルセデスF1のファクトリーでシート合わせを完了させた。

2020年のF1バーレーンGPでマシンが炎上する大クラッシュから生還したロマン・グロージャンがシーズン最後の2戦を欠場。不本意な形でF1キャリアを終えることになったことから、最後にF1テストを実施することを熱望していた。

メルセデスF1は、ロマン・グロージャンの母国であるF1フランスGPで2019年のタイトル獲得マシン『W10』でのデモ走行を組織したが、F1は5月14日(金)にF1トルコGPの中止とF1フランスGPの1週間前倒しを発表しており、現時点で予定通りに実施されるかは疑わしい状況となっている。F1フランスGPが1週間前倒しになったことで、今年ロマン・グロージャンが参戦するインディカーのロードアメリカと第9戦ロードアメリカの週末とバッチングしてしまっっている。

ロマン・グロージャンは、F1のポッドキャスト『Beyond the Grid』で、メルセデスF1のブラックリーのファクトリーの短い訪問中に経験したことにすぐに感銘を受けたことを認めた。

「ファクトリーについて、その施設、そこで働く人々の方法に驚いた。ブラックリーのメルセデスで5分間過ごした後、彼らが歴史上最も成功したスポーツチームになった理由を簡単に理解できた」とロマン・グロージャンは語った。

「どんなスポーツでも、メルセデスと同じくらい勝っている別のチームを見つけることはほとんど不可能だ。したがって、そこに入って、それを目で見れば、非常に明確に理解できる」

「今年、バーレーンのテストに参加した全員が『レッドブルの方が速い』と言っていたけど、いざ蓋を開けてみれば、3戦でメルセデスが2勝、レッドブルが1勝だ。それがあのチームの強みだ。彼らは最速のマシンを持っていないかもしれないけど、常にその周りで解決策を見つける。あそこにいると、それを感じることができる」

ロマン・グロージャンは、2009年にネルソン・ピケJr,の代役としてルノーでF1デビューを果たして以降、長いF1キャリアを楽しんだ。

デビューイヤーの後、一度F1シートを失ったロマン・グロージャンだったが、2011年にGP2でタイトルを獲得した後、2012年にロータスでF1に復帰。その後、2016年の終わりにハースF1に移籍し、2020年まで在籍した。

これまでドライブしたF1チームとメルセデスF1との違いについてロマン・グロージャンは「最たる違いはカルチャーだと思う。そこから細部が最大限にプッシュされている。全員が本当にソリューション、速く走るためのソリューションを見つけようとしている」と説明する。

「もちろん、施設は素晴らしいけど、多くのチームが施設を持つことができると思う。でも、それをどのように使用し、どのように最適化するかが重要だ」

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カテゴリー: F1 / ロマン・グロージャン / メルセデスF1