ジョージ・ラッセル F1ラスベガスGP優勝「夢のような週末だった」
ジョージ・ラッセルは、土曜の夜に行われた2024年F1ラスベガスGPでポールポジションから圧倒的なパフォーマンスで優勝し、喜びと満足感を表した。

ラッセルはスタートでうまく飛び出し、ターン1でトップに立つと、好スタートを切ったフェラーリのライバル、シャルル・ルクレールからの攻撃をかわし、50周のレースを制した。

10番手からスタートしたチームメイトのルイス・ハミルトンが力強い追い上げを見せたため、ラッセルは終盤の周回で気を抜くことができなかったが、それでもチェッカーフラッグが振られた時には数秒の差をつけていた。

ラッセルのポールポジションは、自身とメルセデスにとってイギリスGP以来、また、彼の勝利はチームにとってベルギーGP以来となる。いずれも4か月前の7月に開催されたレースだ。

勝利について振り返り、どのように祝うつもりかを尋ねられたラッセルは微笑み、「数時間後に飛行機に乗る予定だったけど、その飛行機には絶対に乗らない! 今夜はチームのみんなと楽しむつもりだ」と語った。

「夢のような週末だった。なぜこれほどまでに速かったのかわからないけど、今はこの波に乗っている。ここでポールポジションを獲得し、圧倒的な週末を過ごし、ルイスとのワンツーフィニッシュも達成した。これ以上の場所で実現することはできなかっただろう」

ジョージ・ラッセル(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ) F1 ラスベガスGPラスベガスの照明の下、ラッセルは冷静沈着なドライビングを披露した。

ラッセルは、後方でドラマが起こり、セーフティカーが出動して勝利への道が断たれるのではないかと不安だったと付け加えた。無事にフィニッシュし、貴重な勝利を手にすることができてホッとしている。

「何かがただ起こるのを待っていた」とラッセルはコメントした。「ポールポジションを獲得した2回のレースでは、常に混乱や雨、路面の乾きなど、何かが起こっていた」

「『ここなら自信がある、十分な差がある』と思っていたけど、何かが起こるのを待っていた。でも、何も起こらなかった。運が向いてきたみたいだ。今は本当に幸せだ」

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カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル / メルセデスF1 / F1ラスベガスGP