ジョージ・ラッセル F1アゼルバイジャンGPで3位「表彰台はボーナス」
ジョージ・ラッセルは、F1アゼルバイジャンGPで3位を獲得して貴重なポイントをメルセデスにもたらしたあと、「表彰台はボーナス」だと語った。

週末を通して安定した走りを見せたジョージ・ラッセルが、レースで3位入賞を果たした。レース終盤にセルジオ・ペレスのレッドブルとカルロス・サインツのフェラーリがクラッシュしてした後、メルセデスドライバーは最後の瞬間を狙って表彰台に滑り込んだ。

レース後、ジョージ・ラッセルは表彰台に上ったことに驚きを隠せなかった。

「とても驚いている。チェコとカルロスが無事なのを見て嬉しい。チーム全体がハードワークを積み重ね、僕のマシンではエンジン交換を行い、ルイスもエンジン交換を行った。本当に多くのことが起こり、誰もが一生懸命に働いていた」

「レースのスタートは最悪で、大きく遅れをとってしまったが、ハードタイヤのおかげで最速の一台となり、マックスを追い抜くことができた。表彰台に上がれたのは追加ボーナスだ」

ジョージ・ラッセル メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

その後、メルセデスのアゼルバイジャンGPのプレスリリースでラッセルは「今日は本当に奇妙なレースだった」と振り返った。

「最初のスティントでミディアムタイヤを履いていたときは、とても難しかった。最終ペースから1秒以上遅れていて、リアタイヤの表面温度をコントロールするのが難しかった。2番目のスティントでハードタイヤを履いたときは、車の調子は最高だった。最後の20周では、最前列のドライバーたちよりも1秒速いラップタイムだった。なぜそうなったのか正確にはわらないけど、今でも少しイライラしている」

「表彰台に上がれたのは幸運だったし、カルロス(サインツ)とチェコ(ペレス)の両名が無事で良かった。フェルスタッペンを抜いてからは比較的静かに5位まで順位を上げたが、結果には満足している。全体的に厳しい週末だったが、チームの努力に対する良いご褒美だ」

メルセデスはパフォーマンスを向上させ続け、2台ともトップ10に入っている。ルイス・ハミルトンはエンジン交換のペナルティにもかかわらず、9位でフィニッシュした。イギリスチームはコンストラクターズ選手権で4位につけている。

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カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル