ジョージ・ラッセル 「F1カレンダー序盤のサーキットはルーキーには酷」
ジョージ・ラッセルは、近年のF1カレンダーの序盤に存在するサーキットによって、ルーキードライバーにとってチャレンジングなスタートになっていると語る。

2021年からバーレーンがF1開幕戦となり、今年はジェッダ、バクー、モナコとストリートサーキットが続いた。しかし、来週末にレッドブル・リンクで開催されるオーストリアGPを皮切りに、F1はパーマネント型のサーキットへと移行する。

ラッセルは、サーキットのスタイルが変わることはグリッド全体にとって歓迎すべきことであり、その一方でこれまでルーキーたちに課されてきた課題を強調した。

「チームにとって、チャンピオンシップに参戦するルーキーにとって、マシンを理解するのは非常に難しいシーズンのスタートだ」とラッセルは語る。

「例えば、ミック(シューマッハ)のように経験豊富なドライバーでもF1参戦1年目のドライバーにはかなり厳しいと思う。

「例えばミック(シューマッハ)のような経験豊富なドライバーにとってはかなり厳しいのもそれが理由だと思う。F1初年度にカレンダーにあるサーキットでシーズンを始めるのは簡単ではない」

「もっと普通のトラックが増えてくることを間違いなく楽しみにしている。それがこのスポーツの面白さだ。誰にとってもストレートであれば、誰も優位に立つことはできない」

「だから、最高のドライバー、最高のチーム、最高のエンジニアがトップに立つためには、こうしたチャレンジが必要だ。全員にとってあまり簡単すぎるのであれば、そのような差は生まれない」

オーストリアでのイベントに続いて、シルバーストンではイギリスGPが開催され、そこでメルセデスはさらなるメジャーアップグレードを投入すると予想されている。

メルセデスは、2023年シーズンの厳しいスタートを経て、前進を続けている。

数週間前にバルセロナで強い将来性を示したラッセルは、メルセデスがシルバーストーンで再び調子を取り戻すと確信している。

「バルセロナで強ければ、シルバーストーンでも強い可能性があると思う」とラッセルは語った。

「特にバルセロナの新しいレイアウトは、似たような特性がたくさんある。高速および中速コーナーが多く、フロントが少し制限されている」

「このサーキットの性質上、おそらく今週末(カナダGP)よりもシルバーストンで競争力を発揮できると思う。だから、とても楽しみだよ」

「ファンのみんなと一緒に走るホームレースは、いつも特別だ。ドライバーにとって、ホームレースがイギリスで開催されることは誰よりもラッキーなことだと思う。だから待ちきれない」

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カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル / メルセデスF1