ジョージ・ラッセル 「表彰台を逃した理由をじっくり考えたい」 / メルセデス F1ベルギーGP 決勝
ジョージ・ラッセル(メルセデス)は、2022年F1ベルギーグランプリを4位でフィニッシュしたが、表彰台を逃したと感じており、「何が起こったのかじっかく考えたい」と語る。

5番グリッドからスパ・フランコルシャンのレースをスタートしたジョージ・ラッセルは、1コーナーでセルジオ・ペレスを追い抜いて4番手に浮上。チームメイトのルイス・ハミルトンがターン 5でフェルナンド・アロンソと衝突した後、3番手に順位をあげた。

その後、カルロス・サインツとの差を縮め、午後のほとんどを 4番手で走行した。しかし、“まとまりのない”数周の後、フェラーリの後ろで4位に落ち着くことを余儀なくされ、ジョージ・ラッセルは大いに失望した。

「正直に言うと、彼が3位になるだろうなと考えていた」とジョージ・ラッセルは認めた。

「今は複雑な気持ちだ。昨夜、実力と純粋なペースで表彰台から2秒遅れだと言われていたら、『それは良いリカバリー』と言っていただろうからね。でも、最後にカルロスに1週あたり1秒近づいていたときは『行ける』と考えたし、僕たちはここで本当に良い見込みがあった」

でも、そこから2周の本当にまとまりのないラップがあり、タイヤをウインドウから外してしまった。タイヤがスイートスポートにあるときは、車はトランスフォームするけど、それらを失うとすぐに表彰台はゲームオーバーだとわかった。それでも、表彰台から2秒離れた4番手は悪くない」

「どうなっていたかは誰にもわからない。F1ではわずかなマージンだし、限界を押し広げなければならず、そのわずかなミスが表彰台を奪う可能性がある。次に進もう」

3番手をかけてカルロス・サインツに迫る一方で、ジョージ・ラッセルは、もう1台のフェラーリであるシャルル・ルクレールを抜いて、引き離した。

また、日曜日にメルセデスがフェラーリよりもレースペースが良かったかと質問されたジョージ・ラッセルは「それを調べる必要があるけど、今日のレースペースはおそらくフェラーリよりも優れていたと思う」と語った。

「カルロスはポールポジションからスタートし、最初のスティントをリードしていたけど、僕たちは2回とも彼に迫った。最悪でも今日の僕たちはフェラーリと同等だったけどご存知のように、フェラーリは回り道をしている。でも、はっきりしているのは、現時点でマックスははるか先にいるということだ」

ジョージ・ラッセルとメルセデスF1は今シーズン、定期的に予選よりも速いレースペースを見せてきた。そして、ジョージ・ラッセルは、レースが予選結果によって犠牲にならなかったが、チームの士気を高めるために土曜日にはもっとうまくやらなければならないと語った.

「今年はシルバーストーン以外で悪い予選があったときはいつでも、最初の2~3周で順位を上げてきた」とジョージ・ラッセルは語った。

「だから、6~8番手で予選を通過したとしても、レースの全体像と物事がどのように展開したかを見ると、おそらくそれほど妥協していないだろう」

「でも、確かに、土曜の夜に少しだけ士気を高めたいのは確かだ。ハンガリーでの土曜の夜と昨夜の土曜の夜を比較すると、レース前の感覚は明らかにまったく違った」

ジョージ・ラッセル メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1 ベルギーグランプリ

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カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル / メルセデスF1 / F1ベルギーGP