フォーミュラE
フォーミュラEは、2018/19シーズンから導入する第2世代となる新型マシンを1月30日にオンラインで公開する。

フォーミュラEは、発表に先駆けてティザー画像をいくつか公開。FIA(国際自動車連盟)が推進するコックピット保護デバイス『Halo』が搭載され、上部にはLED照明が搭載されるなど、フォーミュラEならではのユニークなマシンになることが想像される。

フォーミュラEのCEOを務めるアレハンロド・アガグは、新型マシンは“バットマン”のような印象的なルックスになると表現している。

他に公開された新型マシンのティザー画像では、幅広いノーズコーン、フロントホールをカバーするために延長されたシンブルプレーンのフロントウイング、また印象的なデザインのリアディフューザー、現在のコンポーネントを継承する角度のついたリアウイングなどが確認できる。

2018/19シーズン、フォーミュラEは、フルレース距離を走行できるマクラーレン・アプライド・テクノロジーズ社のバッテリーを搭載した完全に新しいシャシーを導入する。シャシーは引き続き、スパーク・レーシング・テクノロジーズが製造する。

フォーミュラEは1月30日(火)に新型マシンの画像をインターネット上で公開し、実車は3月6日のジュネーブモーターショーで披露される。

フォーミュラE 新型マシン ティザー画像01フォーミュラE 新型マシン ティザー画像02

2014年から始まった国際自動車連盟(FIA)が主催する電気自動車のフォーミュラカーレースであるフォーミュラEは、走行中に排ガスを出さず、エンジン搭載マシンに比べ静かであるため市街地コースでレースをするのが特徴。ヨーロッパ各国では2040年代までに内燃機関自動車の販売を禁止する法案が可決されるなど、自動車産業の環境問題への取り組みが注目される中、最先端の電動技術で競うフォーミュラEの役割は年々大きくなっている。

4年目となる今シーズンからはアウディがフルワークス参戦し、来シーズン以降はBMW、ポルシェ、メルセデス・ベンツ、そして日本から日産が参戦を表明するなど各国の自動車メーカーが高い関心を示している。

また、スイスに本社を置く電力関連企業『ABB』と複数年のタイトルスポンサー契約を締結。スイスのプライベートバンクであるジュリアス・ベア、ドイツの保険会社アリアンツ、クレジットカードのVSAといったグローバル企業をパートナーに迎えており、昨年にはファッションブランドのヒューゴ・ボスがF1へのスポンサーシップを終了して、フォーミュラEに移動している。

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カテゴリー: F1 / フォーミュラE