F1 フォース・インディア 2018年のF1世界選手権
フォース・インディアは、2018年F1マシン『VJM11』を2月26日(月)にカタロニア・サーキットのピットレーンで披露することが明らかになった。

2月26日からスタートするプレシーズンテストでは、レギュラードライバーのエステバン・オコンとセルジオ・ペレスに加え、リザーブ兼テストドライバーのニコラス・ラティフィ、そして、開発ドライバーのニキータ・マゼピンの4名のドライバーがVJM11の走行を担当する。

初日となる26日(月)にはまずニキータ・マゼピンが新車での初走行を担当し、残りの3名も走行を実施。2日目にはエステバン・オコンが一日フルでテストを実施する。

だが、“フォース・インディア”というチームの存続には様々な推測が広まっている。

昨年からフォース・インディアは新たな商業パートナーを引きつけるためにチーム名から“インド”を外して“国際色豊か”な名称に変更することを検討していることを明らかにしており、『フォースF1』という会社が11月に登記されている。

しかし、最近ではイギリスの各紙はエナジードリンク会社である『リッチエナジー(Rich Energy)』が、2018年F1世界選手権に先立ち、フォース・インディアを2億ポンド(約300億円)以上で買収すると報じている。

リッチエナジーは、F1モナコGPのイベント『アンバーラウンジ』を含めた数々のパートナーシップですでにF1とのコネクションがあり、過去には英国F3選手権でトビー・ソワリーをスポンサーとしていた。

しかし、公開されているリッチエネジーの売上高は低く、他の外部投資を募ったコンソーシアムでの買収になると報じられている。

リッチエナジーは、昨年12月に『リッチエナジー・レーシング(Rich Energy Racing)』という会社を登記している。

2月26日(月)のプレシーズンテストでは、新たなチーム名が発表されると予想されており、すでにマシン名として告知されているオーナーのビジェイ・マリヤからとった『VJM11』という名称も変更になるかもしれない。

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カテゴリー: F1 / フォース・インディア