F1 フォース・インディア
メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、フォース・インディアの状況がどうなるか注意深く見ていくと語る。

先週、フォース・インディアは、メルセデス、セルジオ・ペレス、スポンサーのBWTが債権回収のために訴訟を起こしたことで、管財人の管理下に入り、破産手続きを進めていくことになった。

フォース・インディアの買収先としては、リッチエナジー、アンドレッティ・オートスポーツのオーナーであるマイケル・アンドレッティ、フォース・インディアの開発ドライバーであるニキータ・マゼピンの父ドミトリー・マゼピン、タボ・ヘルムンド率いるアメリカを拠点とした投資会社、ランス・ストロールの父親であるローレンス・ストロール、BWTといった複数の候補者の名前が挙げられている。

「誰が関心を示すか見てみよう」とトト・ヴォルフはハンガリーでコメント。

トト・ヴォルフは、フォース・インディアは現在メルセデスのパワーユニットを使用しているので、状況を注意深く見ていくと語る。メルセデスは、パワーユニット供給のために1050万ユーロ(約13億6000万)を負担しているとされている。

「潜在的なバイヤーについて、そして、我々の協力がどのような影響を受けるかもっと知りたいと思っている」とトト・ヴォルフはコメント。

トト・ヴォルフは、フォース・インディアが現在の嵐を乗り切ることを願っていると述べた。

「まず何よりも、我々はチームをずっと支援し、資金を調達してきたビジェイ・マリヤに敬意を表している。彼は困難を抱えてチームに影響を与えた」とトト・ヴォルフはコメント。

「現在、チームに大きな関心を示している多くの潜在的なバイヤーがいる。彼らは手段を持っており、結果を出すためにはどれくらいの金額が必要かを理解している。今後、我々は何が起こるを見ていくつもりだ」

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