F1 フォース・インディア リッチエナジー 2018年のF1世界選手権
フォース・インディアがチームを売却する可能性は、まだ立ち消えにはなっていないようだ。

先月、イギリスのエネルギー飲料会社である『リッチエナジー(Rich Energy)』が、2018年F1世界選手権に先立ち、フォース・インディアを2億ポンド(約300億円)以上で買収すると報じられた。

しかし、フォース・インディアはこの報道を否定。「検討している潜在的な投資家からのオファーはないことを明確にしたい」との声明を発表している。

フォース・インディアは、新たな商業パートナーを引きつけるためにチーム名から“インド”を外して“国際色豊か”な名称に変更することを検討していることを明らかにしており、先週のバルセロナ合同テストでの201年F1マシン『VJM11』の発表会で新しいチーム名が披露されると報じられていた。

その場ではチーム名の変更は発表されなかったが、チームのガレージや機材には“フォース・インディア”のブランディングはなされていない状態となっている。

情報源によると、フォース・インディアのチーム名称変更が遅れているので、新しいオーナーが2019年からの変更を望んでいるからだと El Mundo Deportivo にコメント。さらにリッチエナジーとの契約は今月後半にも成立すると続けた。

Daily Express もフォース・インディアとリッチエナジーの交渉は続いているとし、“今週の早い段階”で結論が出るとしている。

リッチエナジーは、F1チームを買収して、F1とエナジードリンク市場の両方でレッドブルに匹敵することを目指しているという。

「F1はブランドにとって完璧なプラットフォームだ。モータースポーツは素晴らしく魅力的なライフスタイルだ。それはレッドブルにとってうまく働いてる」とリッチエナジーの最高経営責任者であるウィリアムズ・ストーリーは語っている。

フォース・インディアのCOOを務めるオトマー・サフナウアーは、チーム名称変更の可能性は“5割以上”であり、2週間のプレシーズンテストが終了してから決断する意向であることを明らかにしている。

「これは暫定的なシャツだ」とオトマー・サフナウアーは先週のF1バルセロナ合同テストでコメント。「開幕戦では本番用のものを使用する。もう少しマシンに似ているものをね! 我々はチーム名を決めていないし、正式な承認プロセスも踏まなければならない。まだそれも行っていない。どうなるかはこれからだ。開幕戦までの変更を見込んでいる」

フォース・インディアの次のステップについて質問されたドライバーのセルジオ・ペレスは「チームの次のステップは予算を確保することだと思う」とコメント。

「将来にむけて良い計画が立てられているけど、まだ何も発表はされていない。でも、重要なのは予算を確保しなければならないということだ」

セルジオ・ペレスは、予算を増やすことができなければ、ルノーとマクラーレンがフォース・インディアのコンストラクターズ選手権4位の座を脅かすだろうと語る。

「今年、僕たちは彼らに注意する必要がある。彼らの進歩は巨大だ。難しくなるだろう。多くの競争がある」

昨年、チームメイトのエステバン・オコンと同士討ちを繰り返してチームメイトバトルを禁止されたセルジオ・ペレスだが、オコンがチームメイトであることに満足していると語る。

「オコンが今評価されているのでは、彼の隣に競争的なドライバーがいるからだ。それは僕に誇りを感じさせてくれる」とセルジオ・ペレスはコメント。

「僕にとっても、エステバンのようなエリートドライバーと比較させるのは重要なことだ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: フォース・インディア