ジュール・ビアンキ
フォース・インディアは、ジュール・ビアンキを2年間チームのリザーブドライバーとして起用する計画だったことを明らかにした。

2月1日に開催されたフォース・インディア VJM06の発表会には、ポール・ディ・レスタのみが参加した。

フォース・インディアの2つのシートに関しては、エイドリアン・スーティル、ブルーノ・セナ、そして2012年にリザーブドライバーを務めたジュール・ビアンキが争っているとされている。

フォース・インディアの副チーム代表のボブ・ファーンリーは、ニコ・ヒュルケンベルグの移籍がチームの長期的なドライバー計画を狂わせたと述べた。

「ニコとポールのパートナーシップという考えが2013年まで続いていないというのは、我々の計画ではなかった。我々のプログラムをわずかに狂わせたのは明らかだ」とボブ・ファーンリーは AUTOSPORT にコメント。

「理想世界があったならば、ジュールを2年間サードドライバーとして起用したかった」

「ジュールはレースシートに昇格する準備ができているか? そうだね、彼は準備ができている。その通りだ。だが、今は全ての項目をチェックしなければならなくなった」

フォース・インディアは、ヘレステストで2人目のドライバーを発表するという当初の予定を変更し、バルセロナテストでドライバーを発表するとしている。

「我々には長期的なプランがあるし、正しい決定をしたい」

「我々は決定を急ぐ必要はない。今日(発表会)、なぜもう一人のドライバーがここにいないのかということが大きく話題になっている」

「今日の重要な目的はVJM06と我々のプログラムにおける2つの新しいパートナーを発表するだ。それを行うには1人のドライバーで十分だ」

「ヘレスに行き、全ての基本的な仕事をして、バルセルナにクルマを準備するということに関して、ポールよりも優れた人物はいない」

「ポールはヘレスのための重要な焦点だ。その後、株主は、2013年うまくいえばより長期的な3名のドライバーを発表する構えだ」

ボブ・ファーンリーは、2013年の候補者をトラック上でテストするというアイデアを退けた。

「我々はレースシートのために検討したい多くのドライバーがいる。数名はサードドライバープログラムのために検討したい」

「我々は検討しているドライバーを評価する必要はない。我々が決定し、彼らはすぐにプログラムを実行することになるだろう」

「基本的な仕事ができている限り、我々は(2月19日の)バルセロナで2人目のドライバーとサードドライバーを連れていけるだろう。彼らはすぐに競争力を発揮できると思う」

ジュール・ビアンキは、VJM06の発表会と同じ日にマラネロで開催されたフェラーリ F138の発表会に参加している。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / フォース・インディア / ジュール・ビアンキ