元アルピーヌ代表サフナウアー 第12のF1チーム立ち上げに意欲
元アルピーヌおよびアストンマーティンのF1チーム代表を務めたオトマー・サフナウアーが、F1参戦に向けた新たな野望を明かした。2026年からの参戦が決まっているキャデラック(GM)とは別に、自らが率いる第12の新チームでF1グリッドへの参入を目指しているという。

サフナウアーはマイアミGP開催週に合わせて行われた「Fuelling the City’s Global Spotlight」イベントに出席し、フランスの『Auto Hebdo』誌の取材に対し次のように語った。

「BARとともにF1に入った当時は、今より多くのチームがあった。予備予選が存在していた時代だ。だからもし12番目のチームが現れるなら、私はその座を掴み取りたい」

F1は現在、2025年にキャデラックを迎えて11チーム体制になる見込みだが、サフナウアーはさらなる拡張の可能性を見据えている。

「12チームは十分に現実的だし、22台より24台のほうがずっといい。物理的なスペースもあるし、12チームがすべて競争力を持てるなら、そのほうがF1全体にとってプラスだ」

これまでリバティ・メディアや現行チームの多くは新規参入に慎重な立場を取ってきたが、FIA会長モハメド・ベン・スライエムは11番目のチーム導入を主導した人物であり、12番目のチームについても扉を開いたままだ。

「12番目のチームのための公募が始まった時には、いくつもの応募があるだろう」とサフナウアーは続けた。「だからこそ、自分の応募が最も魅力的なものになるよう備えたいと思っている」

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カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟)