FIA、ディフューザーの“抜け穴”の寸法を定義
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バーレーンGPの週末、FIAと4チームの代表者がディフューザーに設けられたスターター用の穴がサイズについて討議した。
FIAのテクニカル・レギュレーションでは、エンジンのスターターがアクセスできるようディフューザに穴があることを認めているが、厳密な寸法は規定されていない。
しかし、規則文面では「最低限」とだけ明記されており、要件が細かく定義されていないため、複数のチームは空力効果と狙ってディフューザの穴に合う形状のスタートモーターを使用している。このコンセプトは2009年にブラウンGPが開拓したものだ。
それらのチームが設けている穴のサイズは規約違反ではないが、過度に大きく規約の精神に反するとみなされた。
FIAは、穴の最大直径だけでなく最大投影面積の厳密な寸法を示した覚書を全チームに送付したようだ。
それによりマクラーレン、メルセデス、他の2チーム(ルノーとフォース・インディアだと見られている)は、メルボルンでの次戦までにディフューザの設計を変更しなければならないとみられている。
カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟)