F1:ベッテルとサインツのアブダビテスト参加は許可せず
FIA(国際自動車連盟)は、F1アブダビGP後にヤス・マリーナ・サーキットで実際される若手ドライバーテストに2021年にF1復帰するフェルナンド・アロンソの参加は許可したが、セバスチャン・ベッテルとカルロス・サインツが来季移籍するチームのF1マシンを走らせることは許可しなかった。

FIAが、2年ぶりにF1復帰する2回のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソのルノーでのアブダビテストへの参加を特別に許可したことで、フェラーリとレーシング・ポイントは、それぞれ来季から新加入するカルロス・サインツとセバスチャン・ベッテルを走らせることができようロビー活動を行った。

若手ドライバーテストは、キャリアで2戦以上のF1世界選手権レースに出場したことがあるドライバーは、FIAの承認がない限り参加することはできない。

F1レースディレクターのマイケル・マシンは、セバスチャン・ベッテルとカルロス・サインツは、2020年のF1世界選手権に参戦していたため、特例を認めてないとした。

「キャリアの中で2戦以上のF1レースに参加したドライバーの場合、第10.5 b)ii)に基づくFIAの承認は、2020年シーズン中にF1レースに出場しなかったことを条件とする」とマイケル・マシは伝えた。

その結果、セバスチャン・ベッテルとカルロス・サインツは、新しいチームとの最初のドライブのために3月のプレシーズンテストまで待たなければならない。

一方、レッドブルのセバスチャン・ブエミ、アルファロメオのロバートクビサなど、2020年のF1世界選手権に参戦はしていない他のベテランが12月15日にヤス・マリーナ・サーキットでのテストでフェルナンド・アロンソに加わることが期待されている。

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カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟) / セバスチャン・ベッテル / カルロス・サインツJr.