FIA会長ジャン・トッド 「F1のレース数の増加は慎重に進めるべき」
FIA(国際自動車連盟)の会長を務めるジャン・トッドは、F1は急いで年間レース数を増加させるべきではないと考えている。

2020年のF1世界選手権は、ベトナムGPの追加、オランダGPの復活により、史上最多となる22戦が開催される。そして、F1のオーナー企業であるリバティメディアは、2021年の新F1レギュレーションで最大レース数を25戦まで拡大できるように条項を見直している。

この新レギュレーションは、今後のF1チームの運営に大きな影響を及ぼすことになるだろう。

F1のCEOを務めるチェイス・キャリーは「世界有数のメディア市場であるアメリカと中国では、人々が理解している以上により多くのファンが存在する」と語り、第2のアメリカ、中国でのF1開催を目論んでいる。

フェラーリのセバスチャン・ベッテルは「F1における重要な話題だ。今後は休む期間がかなり短くなるだろう」と Blick に懸念を示している。

FIA会長のジャン・トッドも急いで25戦に増やすべきではないと考えている。

「長いプロセスを経て25レースに近づけていくことになると思っている」とジャン・トッドは Motorsport-Magazine.com にコメント。

「現時点では我々は22戦に集中するべきだ」

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カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟)