F1レースディレクター、サーキットの“反射的”な変更を否定
F1レースディレクターを務めるマイケル・マシは、過去2つのグランプリで見られた深刻な事故を受け、反射的にサーキットを加えることはないと語る。

スパ・グランコルシャンで開催されたFIA-F2のレースでは、アントワーヌ・ユベールがクラッシュによって命を落とした。ユベールに250km/hで突っ込んで重傷を負ったファン・マヌエル・コレアも合併症が見つかり、人工的な昏睡状態に置かれている。

スパ・フランコルシャンは、事故が起こったオールジュとラディオンのランオフエリアをグラベルトラップに変更することを検討している。

一週間後のイタリアGPでは、F3ドライバーのアレックス・ペローニが、ソーセージ縁石が原因で宙を舞う事故を起こし、椎骨が骨折した。

縁石はすぐに取り除かれ、モンツァはパラボリカをグラベルに戻ることを検討していると報じられている。

次のF1レースは、シンガポールで開催されるが、F1レースディレクターを務めるマイケル・マシは、反射的な対応をすることはないと語る。

「これらのサーキットはすべてFIAによってグレード1ライセンスを承認されている」とマイケル・マシはコメント。

「検査があり、すべての安全対策が厳格な基準に従ってチェックされている。このような事故の後、すべてをカバーできる即時の手段があると信じることは考えが甘い」

「まずはあらゆることを詳細に検討する必要がある」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟)