F1 エンジン
F1のエンジンメーカーは、2017年以降も現在の“パワーユニット”を推し進めたいと考えており、エンジンの価格を値下げすることに合意したと報じられている。

エンジンメーカーは、バーニー・エクレストンとジャン・トッドが推進する独立エンジンサプライヤーによる代替エンジンの導入に反対。1月15日までに他の提案を提出することになっている。

しかし、メルセデス、フェラーリ、ルノー、ホンダは、論争の的となっている現在の1.6リッター V6ターボ“パワーユニット”を推し進めることに決定したと Auto Motor und Sport は報道。

「彼らは助成金を支給された価格で現行パワーユニットを供給する方を好んでいる」と同紙は伝えた。

しかし、バーニー・エクレストンは、独立系チームのために安価なエンジンを供給するだけでなく、シンプルなテクノロジーによるパワフルでラウドなエンジンを求めている。

「4つのメーカーは、完全に新しいものを作るよりも、1200万ユーロの価格で現行エンジンをカスタマーに届けた方が、安くて良いと考えている」

現在、カスタマーへのパワーユニットの供給価格は、その倍の額となっている。

報じられたところによると、エンジンメーカーは、バッテリー、エネルギー回生システム、もしくはターボを共通パーツにすることに同意することによってコストを下げるとされている。

だが、 Auto Motor und Sport は「エクレストンは満足しないだろう。彼は理論的にコスワースやイルモアのような独立系のサプライヤーが造ることができるエンジンを望んでいる」とまとめた。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟)