FIA ピレリ
FIAは、今週末のF1ドイツGPで、タイヤの左右逆の装着の禁止、ならびにタイヤ圧とキャンバー圧に厳しい制限を設けた。

F1の誰もがイギリスGPで起きたタイヤバーストを繰り返すことは望んでおらず、FIAは、タイヤオペレーションに厳しい制限をかけるというピレリからの要請を受け入れた。

ピレリは、適切ではないタイヤ使用がシルバーストンでのタイヤ故障の原因であると考えており、木曜日にFIAに書簡を送っていた。

金曜日にチームに送付された文章のなかで、FIAレースディレクターのチャーリー・ホワイティングは「安全的理由により、我々は全てのクルマが下記のコンディションでタイヤを走らせることを確実にするようにピレリから依頼を受けた」とコメント。

「クルマが常に以下の必要条件を待たしていることをFIAの技術代表に納得させるのは各チームの責任となる」

文章では、フロントとリアのタイヤ圧を最低16psiとし、最低限安定して走行できるフロントのタイヤ圧は20psi、リアは19psiとした。

フロントの最大ネガティブキャンバーは4度、リアは2.5度としている。

さらに、チャーリー・ホワイティングは「フロントとリアは、(角側をスワップせず)前提とされたクルマの向きで使われなければならない」と述べた。

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カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟) / F1ドイツGP / ピレリ