FIA タイヤ問題
FIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、F1イギリスGPでタイヤバーストが相次いだことで、赤旗を提示する寸前だったことを明らかにした。

F1イギリスGPのレース序盤、ルイス・ハミルトン、フェリペ・マッサ、ジャン・エリック・ベルニュ、セルジオ・ペレスが突然のタイヤバーストに見舞われたことで、チャーリー・ホワイティングは、安全面を考慮してレースをスットップすることが頭によぎったと述べた

「赤旗を提示する寸前だった。そうすることが私の頭をよぎった」とレース後にチャーリー・ホワイティングは説明。

レースのその段階でもうひとつの故障があったら、赤旗を出していたかと質問されたチャーリー・ホワイティングは「特定の数を言うつもりはない。もちろん、デブリの全てを片付けることでマーシャルを危険にさらしていたし、それは満足ではなかった」

「以前にこのような故障は見たことがない。他のタイプの故障は見たことがあるが、それは解決していることだ。原因を特定できるか非常に慎重に分析する必要がある」

チャーリー・ホワイティングは、FIAは事故の原因についてピレリから回答を得る必要があると述べた。

「結論を下すには時期尚早だ」とチャーリー・ホワイティングはコメント。

「彼らには、故障しなかったタイヤを含め、やらなければならない多くの分析がある。故障寸前であれば、何が起こったのかについて良い指標を得られるかもしれないからね」

「どうなるか、何をする必要があるかを言うには時期尚早だ」

タイヤの安全問題は、来週F1ドイツGP前にニュルブルクリンクで開催される予定だったスポーティング・ワーキング委員会の議題に加えられている。

だが、チャーリー・ホワイティングは、タイヤ状況はその前に前進している必要があると述べた。

「ピレリはそれを分析し、原因を見つけなければならない。我々は水曜日より前にそれを決定する必要がある」

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カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟) / F1イギリスGP / ピレリ