FIA(国際自動車連盟)の2011年03月のF1情報を一覧表示します。

F1 : DRS (Drag Reduction System)とは

2011年3月30日
F1 DRS
2011年のF1レギュレーションの中でも、最も大きな変化と言えるのがDRS(Drag Reduction System:ドラッグ抑制システム)の導入だろう。

DRSは、リアウイングのフラップをドライバーが手動で可動させることでドラッグを低減させ、オーバーテイクを促進させることを目的に導入された可変リアウイング。フラップの可変は5cmまで許されている。

可変リアウイング、ウェットコンディションでは使用禁止

2011年3月25日
可変リアウイング
FIAは、プラクティスや予選がウェットコンディションの場合に可変リアウイングを禁止することを決定した。

すでに可変リアウイングは、ウェットでコンディションや視界があまりに悪い場合では使用が禁止されているが、FIAレースディレクターのチャーリー・ホワイティングは、ウェットコンディションでの可変リアウイングの使用をさらに規制することをチーム側に伝えた。

FIA、可変リアウイングの使用可能エリアを拡大

2011年3月25日
可変リアウイング
FIAは、今週末のF1オーストラリアGPにむけて、アルバート・パークの最終コーナー手前から可変リアウイングを使用できるようにルールを改訂した。

これまで、可変リアウイングを使用できるのはストレートエンドの600mと定められていた。

しかし、今回のF1オーストラリアGPではターン14の14m手前にラインが設けられ、そのラインを通過した際に先行マシンとのタイム差が1秒以内だった場合に最終コーナー手前から可変リアウイングを使用できるようにルールが改訂された。

チャーリー・ホワイティング Q&A : 2011年 F1レギュレーション

2011年3月16日
2011年 F1レギュレーション
FIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングが2011年のF1レギュレーションについて語った。

今シーズンの大ニュースは、可変リアウイングの規約です。我々の理解が正しければ、システムはこのように機能します。リアウイングのフラップを動かす作動装置があり、作動装置は各F1ドライバーによって作動され、それはレースコントロールの管轄下にあります。レースコントロールは、どのようにしてこの手順を統制するのですか?
各ウイングに作動装置があり、それは常にドライバーの管理下にある。しかし、車載エレクトロニクス(FIA ECU)がドライバーに通知した場合のみ使用することができる。

FIA、ピレリの金曜日フリー走行でのタイヤテストを承認

2011年3月8日
ピレリ
ピレリは、今年のレース週末に“実験的な”ラバーをテストすることを許可された。

ピレリは、2011年を通してラバーの開発を維持することを望んでいるが、シーズン中のテストが禁止されているため、解決策を見つけなければならなかった。

ピレリは、数レースの金曜フリー走行1回目に実験的なタイヤを利用できるようチームに提案していたが、その動きがFIAによって承認された。
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