フェラーリF1のローラン・メキースがアルファタウリF1に移籍の噂
フェラーリF1のスポーツディレクターを務めるローラン・メキースがアルファタウリF1に移籍することになったとイタリアのGazzetta dello Sportが報じている。

2005年にレッドブルに買収され、スクーデリア・トロ・ロッソと改名されるまではミナルディでレースエンジニアを務めていたローラン・メキースにとって、イタリア・ファエンツァに本拠地を置くレッドブルの姉妹チームへの移籍はある種の里帰りとなる。

ローラン・メキースがマラネロを離れるという噂が最初に出たのは、スクーデリア・フェラーリの前チーム代表であるマッティア・ビノットの退任に伴う昨シーズン末のことだった。

当時、ローラン・メキースは、マッティア・ビノットの後継者としてフェラーリ上層部から選ばれなかったことに不満を抱いているとされ、代わりに元ザウバーF1チーム代表のフレデリック・バスールがジョン・エルカン会長とベネデット・ヴィーニャCEOからビノットの後継者として選ばれた。

ローラン・メキースのアルファタウリへの移籍が実現するとして、それが今シーズンなのか2024年なのかは不明である。

スクーデリア・アルファタウリでは、フランス人エンジニアのローラン・メキーズは、現在のF1チーム代表であるフランツ・トストと一緒に仕事をし、トストが最近のチームの不振を改善するのを助けることになりそうだ。

2023年シーズンの開幕を前に、オーストリアのレッドブル新経営陣が不振のF1資産を売却する可能性があると噂される中、ヘルムート・マルコはレッドブルの姉妹チームが精査されていることを認めている。

ヘルムート・マルコは、アルファタウリF1チームの完全売却の噂を否定したものの、今シーズンのチームは壁に突き当たっており、親会社の投資継続を正当化するためには絶対に成績を改善する必要があると主張した。

さらに、フランツ・トストは最近、67歳になった自分が今後3年以上F1の指揮を執ることはないと認めており、ローラン・メキースがトストの事実上の後継者となるチャンスがあることは否定できない。

メキエスがフェラーリを去ることになれば、今年マラネロを去る2人目のビッグネームとなる。フェラーリの元デザイナーで車両コンセプト担当のデヴィッド・サンチェスも2024年初頭のマクラーレンへの移籍を表明している。

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / スクーデリア・アルファタウリ