フェラーリ、「穴あきノーズ」漏洩とスパイ活動との関係を否定
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今週のテストでフェラーリがF2008にかねてから予想されていた“穴あきノーズ”をつけて登場したことで、チーム内部のスパイがまだ活動を続けているのではないかという噂が持ち上がった。
穴あきノーズの図面は、イタリア誌“Autosprint”に、2008年シーズンが開幕する前から掲載されていた。
フェラーリのテクニカルディレクターのアルド・コスタは“ごく少数”のスタッフしか新ノーズのことを知らなかったと述べたが、スポークスマンのルカ・コラジャンニは、フェラーリ内部で約100人の人物が情報を手に入れていた語っている。
彼はまた、“Auto Motor und Sport”に対し、『Autosprint』に掲載された情報は間違っており、スケッチの“穴”が実際よりノーズの下部に描かれていた点を指摘した。
「こういった種類の噂を止めることはできない。誤解された内容が伝わったということは、情報元が表面的なことしか知らなかったということだ」と語った。
渦中の穴あきノーズは、今週、必要なFIAのクラッシュテストを受けており、来週末のバルセロナで実戦デビューする可能性高まっている。
カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ