フェラーリのF1エンジンの進化がアルファロメオとハースに恩恵?
スクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレールは、2022年F1開幕戦バーレーングランプリの予選でトップ10入りしたフェラーリとカスタマーチームのパフォーマンスが新型F1エンジンが進化を遂げたことを表していると語る。

シャルル・ルクレールは、土曜日の予選でポールポジションを獲得して、2022年のチャンピオンシップをスタート。レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンに0.123秒差をつけ、チームメイトのカルロス・サインツは、フェルスタッペンに0.006秒差まで迫った。

その一方でフェラーリのカスタマーチームであるアルファロメオとハースもQ3進出を果たしてパドックを驚かせた。

昨年、アルファロメオは4回しかC3進出を果たしておらず、ハースF1チームは1度もQ2を突破できなかった。だが、今年はすでにバルテリ・ボッタスが6番手、ケビン・マグヌッセンが7番手とすでに1回ずつQ3進出を記録した。

それは、新型F1エンジンをグリッドにもたらしたフェラーリにとって励みになる結果となった。

「予選のデータはまだ見ていない」とポールシッターのシャルル・ルクレールは語った。

「でも、昨年よりも間違いなく感触はいいし、正しい方向への一歩だ」

「ハースとアルファは、明らかに僕たちが一歩前進したことを示していると思う」

「彼らはコーナーでも非常に速かったので、彼らが行った仕事を過小評価しているわけではない。車とエンジンの両方の組み合わせだと思っている」

「でも、僕たち自身について言えば、それは間違いなく前進であり、僕たちは今、ストレートでかなり強く見える。だから、これを見るのは良いことだ」

最近、スクーデリア・フェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットは、フェラーリの新型PUについて、メルセデスとホンダとの25馬力差を解消することができた信じていると語っていた。

カルロス・サインツは、フェラーリが「パワーユニット側で行われた進歩を過小評価することはできない」と語る。

「パワーユニット部門の皆さんに本当に感謝している。他のチームにも役に立っていることは間違いない」

「マックス(フェルスタッペン)やメルセデスがストレートで遅かったわけではないので、僕たちはプッシュし続ける必要がある」

「僕たちはその側面をプッシュし続ける必要がある。でも、少なくとも今年は正しい方向への一歩を踏み出したようだし、それをエンジン部門から見るのは良いことだ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / ハースF1チーム / スクーデリア・アルファタウリ