フェラーリF1代表 「SF21は開幕戦バーレーンGPとほぼ同じ」
フェラーリF1のチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、SF21に開幕戦から“ほとんど変更を加えていない”にも関わらず、2021年ここまで進歩を果たしていることに勇気づけられていると語る。

フェラーリは、9戦で2回のポールポジションと1回の表彰台を獲得し、コンストラクターズ選手権でマクラーレンから19ポイント差の4位につけている。

オーストリアでの2連戦ではダブル入賞を記録。F1シュタイアーマルクGPでは5位と7位、F1オーストリアGPでは5位と8位でフィニッシュした。

以前、マッティア・ビノットは、総合3位をかけてマクラーレンを追いかけるのではなく、2022年のレギュレーション変更に焦点を合わせていると語っていた。

「マシン自体はバーレーンで持っていたものとまったく同じであり、ほとんど変更がないことに注目する必要がある」とマッティア・ビノットは語った。

「週末を通してマシンの最大のポテンシャルを活かすことに重点を置いてきた。我々は確実に正しく適切な仕事をしているのは確だ。マシンのセットアップ、週末へのアプローチ、タイヤマネジメント、戦略についてもそうだ」

「これらのエリアを見ると、シーズンの初めから進歩を遂げてきたと言える。戦略の観点から不適切な選択をした週末は2回しかなかったと思う」

マッティア・ビノットは、SF21のポテンシャルを磨き上げて、チーム内で全般的な改善を行うことが、2021年の残りの主要な目標でなければならないと付け加えた。

「これからまだ改善の余地があると思うし、チームとドライバーに焦点を当てている」とマッティア・ビノットは語った。

「しかし、これまでのところ、我々は進歩を遂げており、チームはスピリットだけでなく、週末を通して行動し、ゲインを得るという点でも、より団結していると思う」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / F1マシン