フェラーリF1、ドライバー間の優劣を避けるために新型フロアを見送り / F1ポルトガルGP
フェラーリF1は、F1ポルトガルGPの金曜フリー走行で新しいフロアをテストしたが、ドライバー間の偏りを避けるために次戦F1スペインGPまで使用を見送った。

フェラーリF1は、アルガルベ・サーキットに新型フロアを1セットだけ持ち込んで、シャルル・ルクレールがテスト。ルクレールはFP1をトップのバルテリ・ボッタスから0.236秒差の4番手で終え、フィードバックはポジティブだった。

しかし、フェラーリF1は、残りの週末にそれを使用することでドライバー間に偏りが出したくはないとし、2台ともアップデートを利用できる来週末のF1スペインGPまで導入を見送った。

だが、新しいフロアがなくともカルロス・サインツはFP2で4番手タイムを出しており、チームの決定は容易となった。

「僕にとってポジティブな日だった」とカルロス・サインツは Sky Italia に語った。

「今日はおそらく今シーズンで最もグリップが低かったはずだ。今回は条件の異なる3番目のトラックだ。バーレーンでは、特定の条件があり、イモラではまた別の条件があり、ここでもまた異なっている」

「僕にとってもう一つの良い日だった。タイヤの挙動は異なっていたけど、予想していた通りのタイム出せているし、それは良いことだ」

「タイヤとマシンの関係、ウォームアップの仕方を理解する必要がある。そっらが予選に先立って取り組むべき主な側面だ」

一方、シャルル・ルクレールは午後のセッションを7番手で終了。特にロングランのパフォーマンスには満足していないと語った。

「今日、予選シミュレーションはポジティブだった」とシャルル・ルクレールは語った。

「僕たちはロングランでもうまくいった。僕サイドから真実を言えば、素晴らしくはなかったし、そこが弱点だった。明日にむけてそれに取り組む必要がある」

「しかし、カルロスはうまくいったので、チームから良いフィードバックがある」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / F1ポルトガルGP