フェラーリF1 「2021年の好転は相関関係の改善に起因」
フェラーリF1のチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、2021年のF1世界戦選手権におけるここまでのチームの好転は、主にトラック、シミュレーター、風洞に相関関係の改善に起因していると科tる。

2020年のF1世界選手権は、フェラーリF1にとって40年間で最悪の成績であり、17戦で3回の表彰台しか獲得できず、131ポイントしか獲得できずにコンストラクターズ選手権6位に転落した。

しかし、今季は2戦を終えて34ポイントを獲得し、ランキング4位に位置している。シャルル・ルクレールもカルロス・サインツもまだ表彰台には到達していないが、バーレーンとイモラの両方でダブル入賞を果たし、F1エミリア・ロマーニャGPでは4位と5位でフィニッシュした。

「我々が正しい方向に開発を進められているのは安心できることだ」とマッティア・ビノットは語った。

「現在、シミュレーション、風洞、コース上は、以前よりも確実に良好に相関しているが重要だと思う。これにより、ツールと将来の設計能力に自信が持てるようになる」

「それが最も重要だったと思う。その点で安心していいと思う」

フェラーリは2021年シーズンに向けて新しいパワーユニット『065/6』を開発した。これにより、スクーデリアのデザインオフィスは空力を改善する機会を得ることができた。

フェラーリ SF21のエアボックスとリアエンドは小型化されており、よりクリーンなリアウィングへの気流を実現している。

「マシンのパフォーマンスが向上しているという事実は重要だ。レースウィークエンドの終わりに良い結果を出すことができるようになっている」とマッティア・ビノットは語った。

「昨年のパフォーマンスはフェラーリブランドにとって受け入れられないとよく言われた。そのため、これらの分野は我々にとって依然として重要であり、すべての分野で進展が見られた」

「繰り返しになりますが、パフォーマンスは確かに安心だと思う」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ