フェラーリF1、2021年にカラム・アイロットのFP1出走を計画
フェラーリF1は、テストドライバーを務めるカラム・アイロットを2021年のフリー走行1回目に複数回出走させることを計画している。

2020年のFIA-F2を同じフェラーリ・ドライバー・アカデミーに所属するミック・シューマッハに次ぐランキング2位で終えたカラム・アイロットは、F1アイフェルGPのフリー走行1回目にハースF1から出走する予定だったが、ニュルブルクリンクは悪天候となりキャンセルされた。

今年、カラム・アイロットはフェラーリF1のテストドライバーに就任。チームは、2021年のグランプリで数回のフリー走行1回目でカスタマーチームのアルファロメオもしくはハースF1でアイロットを走らせる計画を発表した。

「我々はハースでミックにF1での経験を始めさせた」とフェラーリF1のチーム代表を務めるマッティア・ビノットは語った。

「しかし、ロバート・シュワルツマンのように、まだ若いドライバーがF2で競い合っている。そして、我々のテストドライバーであり、シミュレーターを実行するカラム・アイトットがあり、フリープラクティスで走らせる予定だ」

カラム・アイロットは、F1シーズン終了後のアブダビテストでアルファロメオに向けてドライブし、最近、フィオラノでの実施された5日間のプライベートテストに参加し、フェラーリの2018年マシ『SF71H』のステアリングを握って走行距離を伸ばした。

22歳のカラム・アリロットは、2021年に3シーズン目となるFIA-F2に戻る予定はなく、フェラーリF1での仕事に“没頭”するためにレースプログラムに進める可能性は低い。

「適切なマシンに戻ってリフレッシュするのは素晴らしい気分であり、素晴らしい経験だった」とカラム・イロットは語った。

「今年は、チームでもう少し経験を積み、F1内の作業環境をもう少し理解するための良いスタートだった。プレシーズンテストで、このフェラーリF1の世界にできるだけ没頭できることを願っている」

フェラーリ・アカデミーのメンバーであるロバート・シュワルツマンとマーカス・アームストロングは、それぞれプレマとDAMSでFIA-F2での育成が継続される。

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ