「フェラーリF1の低迷の原因はエンジンだけではない」とロス・ブラウン
昨年のF1ベルギーGPでポール・トゥ・ウィンを成し遂げていたフェラーリF1だが、今年は初日から競争力に欠け、予選では揃って敗退。決勝でも13位と14位でポイントを獲得することができなかった。
セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールは、エンジンパワーだけでなく、SF1000のグリップ不足にも悩まされた。
かつてフェラーリF1の黄金時代をテクニカルディレクターとして支えたロス・ブラウンは、チームの窮状に同情しているが、悲惨な週末の主な犯人はタイヤにあったと考えている。
「以前、私自身もフェラーリが陥ったような状況を経験している、スパでのフェラーリはタイヤを機能させることができず、熱が入らず、パフォーマンスの低下は劇的だった」とロス・ブラウンはF1公式サイトでベルギーGPを振り返った。
「誰も話しているのような技術指令にエンジンのパワー低下だけで、1年で1.3秒も失うなどあり得ない」
「とにかく彼らはタイヤをゾーンに入れることができなかった。スパの気温が低かったことも助けにはならなかった。それが起こると、パフォーマンスは低下し、恐ろしいものに見える。彼らがその一歩を踏み出し、タイヤを再び適切に機能させることができれば、パフォーマンスは元に戻ると思う。
「彼らはまだレースに勝つようには見えないが、もっと見苦しくない状態にはなるだろう」
カテゴリー： F1 / スクーデリア・フェラーリ
