フェラーリF1 「オーストリアGPではアップグレードは投入されない」
フェラーリF1のチーム代表マッティア・ビノットは、新型コロナウイルスによってマシン開発が妨げられており、開幕戦オーストリアGPで報じられたような大幅なアップグレードが投入されることはないと語った。

3月のオーストラリアGPが中止になって以降、新型コロナウイルスの感染は世界中で拡大し、F1は数か月間休止状態にあった。F1チームのファクトリーは63日間、エンジン部門は49日間の強制的なシャットダウンを余儀なくされた。

しかし、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、開幕戦オーストリアGPでのレッドブル・ホンダ RB16には、シャシー、ホンダのF1エンジンともに“2つのレベルをスキップした”アップグレードが施されることを示唆している。

フェラーリF1に関しても、F1エンジンに20馬力相当の改善が施され、SF1000にはより幅の狭いノーズなど空力面のアップグレードが施されてると La Gazzetta dello Sport が報じていた。

しかし、フェラーリF1のチーム代表マッティア・ビノットは、SF1000はオーストラリアGPにむけて用意していたものと変わらないとその噂を否定した。

「オーストリアの我々のマシンは、オーストラリアのために準備していたマシンと何ら変わりはない。新型コロナウイルスが原因で、我々のファクトリーは長期間にわたって閉鎖されており、マシンを改善させることができなかった」とマッティア・ビノットは La Stampa に語った。

「冬季テストは満足のいくものではなかった。したがって、オーストリアも我々にとっては難しいだろう」

「それでも、レースを始めることができて、生活がやや正常に戻ることを嬉しく思う」

しかし、F1シーズン開幕にむけての熱意は、新型コロナウイルスによるF1チームの経済的な不安によって幾分相殺されてしまっている。

「経済的に多くのチームが新型コロナウイルス危機の影響に苦しむことになるだろう。スポンサー収入の減少、また、F1組織がチームに支払うことができる金額も予想よりはるかに低いものになるだろう」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / フェラーリ