フェラーリF1、2020年マシン『SF1000』に大幅なテコ入れとの報道
フェラーリF1は、2020年マシン『SF1000』に大規模な修正を行うと La Gazzetta dello Sport が報じている。

多くの人々は、フェラーリF1はこの冬の敗者だったと見ている。F1バルセロナテストで新車SF1000はメルセデスやレッドブル・ホンダを脅かすことができなかった。イタリアの新聞によると、フェラーリF1チームは3つの問題、SF1000の空力(特にノーズ形状)、サスペンション、内燃エンジンに焦点を当てて大改良を施しているという。

特に空力調整により、フェラーリ SF1000は2020年シーズンの開幕までにメルセデスやレッドブル・ホンダのマシンのような外観になるとしている。

メルセデスは数年前からかなり細いノーズで採用しており、レッドブル・ホンダは2020年マシン『RB16』でそのコンセプトを採用した。バルセロナでは、レーシング・ポイントとルノーが同じことをしたことがわかった。したがって、フェラーリは、まだ広いノーズで採用する数少ないチームの1つとなった。

F1チームは、よりスリムなノーズがより有利に機能する何かを見つけた。そしてフェラーリはその点で遅れている。シャーシ全体を変更するには遅すぎるため、まったく新しいノーズはおそらく開発されないが、現在のノーズはスリム化されるという。

さらに、フェラーリは、フロントに追加の油圧要素が追加されたサスペンションを検討していており、ないエンジンの改善も検討している。

F1バルセロナテストのストレートでは、SF1000はライバルに比べて直線スピードがかなり欠けていた。フェラーリ自身の言葉によると、これはチームが2020年のダウンフォースの開発により焦点を合わせたとしている。

現在、フェラーリは、同じ燃料消費でより多くのパワーを供給できるかどうかに取り組んでおり、2番目のバージョンでは約20馬力のアップが見込まれているという。

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ