F1
フェラーリの2020年F1マシンは、昨年のメルセデスが採用したように2回のテストで開発コンセプトを分割していると Crash.net は報じている。

イタリアとドイツのメディアは、プロジェクト671として開発されているフェラーリの2020年が初期の風洞評価で期待されたパフォーマンスを下回っており、まだ検出されていない空力的な欠陥があると報じられている。

AUto Bild の報道によると、フェラーリの2020年F1マシンはショートホイールベース化され、レッドブル型の急なレーキ角をつけたマシンコンセプトを追求しているが、風洞データではそれがうまく機能していないことが確認されているという。
元F1デザイナーのゲイリー・アンダーソンは「(レーキ角)はいくつかのエリアで役に立つ」と説明する。

「しかし、たった1つ間違えただけで、フロントウイングから連鎖反応が起こってしまう。そうなると、解決が容易ではない深刻な問題を抱えることになる」

昨年のプレシーズンテストでは、メルセデスが2回のテストで開発を分割。2回目のテストで大幅なアップグレードを投入し、テスト最終日にフェラーリに匹敵するパフォーマンスを発揮し、開幕から8連勝を挙げてタイトルを獲得している。

フェラーリに開発不振が報じられる一方で、メルセデスは2020年のベンチテストでW11が予想よりもさらに高いパフォーマンスを示していると報じられている。

フェラーリは2月11日にイタリアの緑・白・赤の三色旗(トリコローレ)の発表の地であるレッジョ・エミリアで2020年F1マシンを発表する。発表会の模様はフェラーリのSNS(FaceBook、Twitter、Instagram)でライブ配信される。

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ