F1 フェラーリ メルセデスAMG F1
フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、現時点でメルセデスのマシン方が“わずかに優れている”と認めるが、2チーム間のポイント差は現状を表してはいないと考えている。

プレシーズンテストで好調なパフォーマンスを発揮したフェラーリは、2019年のタイトル候補としてシーズンを迎えたが、開幕4戦ではメルセデスが連続で1-2フィニッシュを達成。

その結果、コンストラクターズ選手権でのメルセデスとフェラーリとのポイント差は74ポイント差まで広がっているが、マッティア・ビノットはまだフェラーリはSF90からベストを引き出すことができていないと語る。

「開幕4戦でメルセデスが4勝し、フェラーリが勝っていないのは明らかなことだし、メルセデスが非常に強いことは間違いない」とマッティア・ビノットは語る。

「確かに彼らの方が少し良いクルマを手に入れているが、ギャップはそれほど大きくないと思っているし、ポイント差はクルマの真のポテンシャルを反映したものではない」

「我々にはバクーでポールを獲得するポテンシャルがあったし、クルマにポールを獲得できるポテンシャルのある十分な速さがあれば、全体的に良いクルマがあるということだ。確かにレースでは予選ほど速くはなかったが、20秒も遅れてフィニッシュしたわけではない」

「アップデートは期待通りに機能している。まだ序盤だ。今後のレースでいくつかのアップデートが予定されているし、ここでストップすることはない。今後、もっと良い仕事ができることをもちろん期待している」

フェラーリは、今週末のF1スペインGPでアップグレード版“スペック2”エンジンを導入するが、ライバルを意識するのではなく、自分たちのパフォーマンスに焦点を当てることが重要だと主張する。

「現時点でメルセデスは非常に強いし、彼らはバルセロナでも非常に強いと確信している。だが、もっと重要なのは、自分たちに集中することだ」とマッティア・ビノットはコメント。

「自分たちの弱点に目をむけて、それらに対処していく必要がある。バクーの週末から多くのデータを得ることができたと思う。我々は様々な状況に直面している」

「ここから学べることはたくさんあったスペインでは多くの空力パッケージやマシン開発を持ち込んでくると確信しているし、今まで我々が見てきたものとは異なるバランスになるだろう」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ