F1 フェラーリ ミック・シューマッハ
元フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼーモロは、ミック・シューマッハがF1ドライバーになるまでには“成長”するための時間が必要だと語る。

フェラーリは、かつてスクーデリア・フェラーリでタイトルを5連覇したミハエル・シューマッハは息子であるミック・シューマッハと育成プログラム『フェラーリ・ドライバー・アカデミー』の契約を結んだ。

19歳のミック・シューマッハは、元フェラーリのチーム代表で現在FIA会長を務めるジャン・トッドの息子であるニコラス・トッドがマネジメントを担当し、今年はF1のサポートレースであるF2で参戦する。

父親の名前、そして、フェラーリと契約したことでミック・シューマッハへの注目はさらに激しいものになっている。例えば、母国ドイツでは、F2のテレビ放映権に対する入札合戦が繰り広げられている。

リバティメディアの広報担当は「我々はドイツで活発に交渉中です」と Kolner Express にコメント。

記事によると、ミハエル・シューマッハのスポンサーでもあった『ドイチェ・フェルメーゲンスベラトゥン(Deutsche Vermogensberatung)』が放映権の資金調達の手助けをする可能性があるという。

昨年、F1を引退した2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、ミック・シューマッハに対するプレッシャーはあきらかに高いと語る。

「彼には素晴らしい才能があるし、F1に再びシューマッハの名前が存在するのはスポーツにとって良いことだろう」とフェルナンド・アロンソはコメント。

「余計なプレッシャーをかけずに将来どのようなことがもたらされるか見てみようよ。僕は彼はすでに十分だと確信している。時間に決めさせよう」

ルカ・ディ・モンテゼーモロもそのような見解に同意する。

「ミック・シューマッハ? 私は彼のことが大好きだ」とルカ・ディ・モンテゼーモロは La Gazzetta dello Sport にコメント。

「彼のことはミハエルが彼を蚊から守ってベビーベッドにいたときから知っている」

「彼は真面目で知的な少年だ。成長することを許してあげなければならない。息子は父親に似るか? まだ早いがそうなることを願っている」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / ミック・シューマッハ