F1 フェラーリ 日本GP
フェラーリは、F1日本GPの決勝レースを、キミ・ライコネンが5位、セバスチャン・ベッテルが6位で終えた。

レースでは両方のドライバーがマックス・フェルスタッペン(レッドブル)との接触によって苦戦を強いられることになった。オープニングラップではキミ・ライコネンが最終シケインで接触してマシンの左側を破損。8周目にはセバスチャン・ベッテルがスプーンで接触してマシンの右側を破損した。

最終的にフェラーリの両ドライバーはレッドブル勢を上回ることができず、5位と6位でフィニッシュ。セバスチャン・ベッテルはドライバーズ選手権でのルイス・ハミルトン(メルセデス)との差が67ポイントとなり、事実上、タイトルの望みは絶たれた。

キミ・ライコネン (5位)
「マックスとの接触で、クルマからパーツが飛んでいくのが見えた。左側はかなり酷いダメージを負っていた。もちろん、それは残りのレースに悪影響を与えた。起こったことは不運だったし、その後、運転するのはかなり難しかった。多くのダウンフォースを失っていたけど、僕にできることはあまりなかった。シケインでのあの事故がなければ僕たちのパフォーマンスがどうだったかを知るのは不可能だ。僕たちは週末を通してクルマを改善させていたし、どんどん良くなっていたけど、残念ながら、今日はこれが僕たちが得た結果だ。全体的に難しいイマイチな週末だったし、結果は理想的なものではなかった。これから全てを詳しく調べていく必要があるし、次のレースでは戦えるもっとノーマルな状況に戻れることを期待している」

セバスチャン・ベッテル (6位)
「今日はガレージを歩いてみんなが仕事をしているのを見てかなり鼓舞されたよ! チーム全員が気合が入っているし、それは確実に助けになる。過去数週間は簡単ではなかったからね。そのスピリットはすべてにおいて失われていない。今回のようなレースは少し勝利を争う権利を譲り渡してしまったようなものだったし、僕たちのポイント順位からは難しいのはわかっているけど、僕たちに失うものはあまりない。僕たちはここまで全力を尽くしてきたし、まだクルマから学び。理解できることはあると思っている。僕たちは戦って、抵抗し続け、他のレースが何をもたらしてくれるか見ていくつもりだ。マックスとの接触については、もちろん、僕は抜くためにプッシュしていた。彼がペナルティを科せられるのはわかっていたけど、僕たちは速いとも感じた。彼のバッテリーがクリッピングしているのがわかったし、僕は自分のエネルギーをセーブしていた。ギャップを見て、インサイドを突いたけど、もちろん彼は防御しようとしていたし、僕には行き場がなくて接触した。でも、それもレースの一部だ」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / F1日本GP