F1 フェラーリ
FIAから冷却バッグの使用を止めるように指示されたフェラーリだが、それでも車載カメラにF1マシンのセッティングが捉えられるのを阻止しようとし続けているようだ。

フェラーリは、マシンがガレージに戻った際、ドライアイスをつめたアイスバッグを車載カメラに乗せ始めた。フェラーリは、マシンとカメラ電子機器を冷却するためだと主張していたが、ライバルチームは、車載カメラにステアリングホイールのセッティング、もしくはマシンの後部を撮影させるのを妨げようとしているのではないかと疑った。

ライバルチームは、全てのマシンのオンボードカメラにアクセルすることができ、フェラーリが何をやっているかを知ることができれば、対抗策を打つことができる可能性がある。

FIAは、フェラーリがカメラ機器を冷却することを不満に思っており、F1イタリアGPに先駆けて、即時に冷却バッグの使用を止めるよう通達していた。それでも、フェラーリはグリッド上で傘を使ってカメラを遮っていた。

今週末のシンガポールGPの準備のなかで、フェラーリは新たに設計したエアボックスクーラーを導入。このクーラーは再びカメラビューを妨げるように見える付属品がいくつかついている。

フェラーリは、そのデバイスが他チームのエアボックスクーラーを同じように動作していると主張することが予想されるが、装着された際にはステアリングホイールへのカメラの撮影が遮られるのは間違いないと考えられる。

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / F1シンガポールGP