セルジオ・マルキオンネ
フェラーリの会長を退任したセルジオ・マルキオンネが、現在、集中治療室で昏睡状態にあるとイタリアのメディアが報じている。

7月21日(土)、フェラーリの会長兼CEOおよびフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の最高責任者(CEO)を務めてきたセルジオ・マルキオンネ(66)が“健康状態の悪化”により、すべてのポジションから即時退任することが発表され、突然のニュースは世界中で驚きをもって迎えられた。

フェラーリとFCAグループはすぐに後任選定の会議を開き、ジョン・エルカンがフェラーリの会長、マイク・マンリーがFCAグループのCEOに就任することを発表。フェラーリのCEOにはルイス・キャリー・カミッレーリが株主の承認をもって就任することを発表している。

セルジオ・マルキオンネは今月、右肩の手術を受けて医療休暇を取っていた。しかし、今週になって“想定外の合併症”が発生し、症状が大幅に悪化したことで、実務を続行することが不可能な状態と判断されたと報じられていた。

容体について詳しい説明がないなか、Ansa通信 によると、実際にセルジオ・マルキオンネの容体は“回復不能”なほど深刻な状態だと伝えている。

La Gazzetta dello Sport は、セルジオ・マルキオネンは、肩の手術後の合併症のためにチューリッヒの病院に3週間以上入院しており、別の情報筋によると、セルジオ・マルキオンネは肺がんを患っている可能性があり、現在、昏睡状態にあると報じている。

La Repubblica は、集中治療医師がセルジオ・マルキオンネンの鎮静を減らして自発呼吸を誘発することを試みたが、失敗に終わったようだと報じている。

FCAグループは、セルジオ・マルキオンネの実際の容体についてはコメントを避けているが、イタリアのジュゼッペ・コンテ首相は「セルジオ・マルキオンネの容体に関する最新のニュースに深い悲しみを覚えています。ご家族のご心中はいかばかりかとお察し申し上げます」と述べている。

週末のF1ドイツGPを制したメルセデスのトト・ヴォルフも「我々の思いはセルジオ・マルキオンネと彼のご家族と共にある。コース上ではライバルでありながら、コースを離れれば良き友人であり、彼の病に関する一報を聞いて胸が痛い」と語っている。

フェラーリのチーム代表を務めるマウリツィオ・アリバベーネは「チームにとって特に緊張をはらんだ週末だった。勝利を手にして、我々のクルマにその仕事ができることを示すことが重要だった。残念ながら、状況は計画通りには進まなかった」とレース後に語った。

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カテゴリー: フェラーリ