フェラーリ
フェラーリが、新ファクトリーへの移転を開始した。

F1オーストラリアGPでメルセデスに次ぐ2番手チームとして復調の兆しを見せた翌週、フェラーリが転居したと Bild am Sonntag が報じた。

フェラーリは、シャシーとエンジンの両部門をひとつ屋根の下に置き、F1チームの全てを収容するというアイデアのもとで2010年に最新技術を誇る新施設の建設を開始。すでにチームを去った元チーム代表のステファノ・ドメニカリが指揮をとった。

フェラーリの現在のF1施設は1947年に建てられた。

新チーム代表に就任したマウリツィオ・アリバベーネは、メルセデスを打ち負かすことだけに集中することが理想的なシナリオだとしつつも、フェラーリが引っ越しに忙しくしていることを認めている。

「確かに理想的ではないが、我々に何ができる? 全てのエンジニアがそこに揃うまでに3〜4カ月かかるだろう」

フェラーリの新ファクトリーは、2万5,000平方メートルの規模を誇り、新しいシミュレーターと4,000万ユーロのハイブリッドエンジンのダイナモを含め、700人の収容が可能だという。施設の建設費用の総額は明らかになっていない。

チームマネジャーを務めるマッシモ・リボラは「私はすでに自分のオフィスを移した」と明かした。

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ