フェラーリ パット・フライ
フェラーリは、クリス・ダイアーに代えてパット・フライをレース・エンジニアリング責任者に任命したことを発表した。

フェラーリは、2010年最終戦アブダビGPの作戦ミスでフェルナンド・アロンソのタイトル獲得のチャンスを逃したことで、主要スタッフのリストラや大規模な人事異動を行うと噂されていたが、ルカ・ディ・モンテゼーモロ会長はこれを否定していた。

だがフェラーリは4日、クリス・ダイアーに代えてパット・フライをレース・エンジニアリング責任者に起用することを発表した。

クリス・ダイアーは、アブダビGPレース・エンジニアリング責任者としてレース戦略を担当していた。

マクラーレンでチーフエンジニアを務めていたパット・フライは、マクラーレンが2011年マシンの開発をスタートさせた直後にフェラーリに移籍。7月1日付けでフェラーリのアシスタントテクニカルディレクターに就任し、テクニカルディレクターであるアルド・コスタの下で働いてきた。パット・フライは、アシスタントテクニカルディレクターとレース・エンジニアリング責任者を兼任する。

なお、クリス・ダイアーの新しい役職については数日以内に再定義されるという。

またオペレーショナルリサーチ部門の責任者にレッドブルから移籍してきたニール・マーティンが就任したことも発表された。ニール・マーティンはレッドブルでチーフ・ストラテジストを務め、それ以前にはマクラーレンで仕事をしていた。

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ