りー海夏澄 2026年にARTグランプリからFIA F3に参戦
ARTグランプリは、2026年のFIA F3選手権でりー海夏澄を起用すると発表した。

りー海夏澄は2022年にシングルシーターにステップアップし、2023年のイギリスF4選手権では2勝と2度の表彰台を獲得。シーズンランキング7位で終え、好成績を収めた。

日本出身のりー海夏澄は2024年にフォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン選手権(FRECA)に参戦し、翌2025年にはARTグランプリから同シリーズに継続参戦している。
今季はすでに複数のポイントフィニッシュを記録しており、ドライバーズランキングでは現在13位につけている。

さらに、2025年にはGB3選手権にも9レースに出場し、1勝と2度の表彰台を獲得している。

18歳のりー海夏澄は、ARTとともにF3へ昇格することが決まり、その喜びを次のように語った。

「来季、ART GPとともにFIA F3でレースができることにとてもワクワクしています。」

「この選手権で走るチャンスを与えていただいたことに本当に感謝しています。」

「今シーズン、FRECAでチームとともに過ごしてきて、とても良い1年だったので、F3での挑戦を楽しみにしています。」

「これまで僕を支えてくださったすべての方々に感謝したいですし、信頼してもらえたことを誇りに思います。」

「チームと一緒に良い結果を出せるよう全力で取り組みます。本当に楽しみにしています。」

ARTグランプリ代表のセバスチャン・フィリップも次のようにコメントした。

「海夏澄のF3昇格は、ARTグランプリでのキャリアの自然なステップだ」

「FRECAでの2シーズンを経て、彼はいま非常に要求の高いカテゴリーに挑むことになる。このカテゴリーでは、ほんのわずかな差が結果を左右する」

「海夏澄はすでにチームのやり方を理解しており、そのことがスムーズな適応につながるだろう。彼はドライビングに集中できるはずだ」

「この継続性は彼にとっても我々にとっても重要であり、今後の成長を楽しみにしている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / FIA F3