【F2】 第6戦 予選:J.ラッセルが2戦連続PP、牧野10位・福住17位
FIA F2選手権 第6戦 オーストリアの予選がレッドブル・リンクで行われ、ジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)が2戦連続となるポールポジションを獲得。牧野任祐(RUSSIAN TIME)は10番手、福住仁嶺(BWT Arden)は17番手で予選を終えた。
FIA F2選手権第6戦が、オーストリアのレッドブル・リンクで初日を迎えた。6月29日(金)の午後1時からスタートした45分間のプラクティスでは、福住仁嶺、牧野任祐がともに順調に周回を重ねていく。
しかし、セッション終盤、福住のマシンにトラブルが発生しスローダウンせざるを得なくなり、結果的にこのセッションは牧野が12番手、福住は14番手で終えた。
予選は午後4時55分から、気温20℃のコンディションで行われた。1回目のアタックで牧野は1分14秒440、福住は1分14秒997をマーク。セッション終盤、ニュータイヤに履き替えてのアタックでは、牧野が1分14秒201、福住は1分14秒400とともにタイムアップを果たし、最終的に牧野が10番手、福住は17番手で予選を終えた。レース1では、牧野が5列目、福住が9列目からそれぞれスタートし、ポジションアップを狙う。
ポールポジションを獲得したのはジョージ・ラッセル。2番手にはランド・ノリス(Carlin)、3番手にはセルジオ・セッテ・カマラ(Carlin)が続いた。
レース1は、30日(土)の午後4時45分(日本時間午後11時45分)にスタートする。
牧野任祐(予選10番手)
「エンジニアと1時間ぐらい話し合いました。そのほとんどは、レースのスタートをどうするか、でした。クラッチトラブルに何度も見舞われていますから。フランスでのクラッチの問題も、結局まだよく分かってないので、ちょっと心配です。エンジンはやはり壊れていて、今回載せ替えました。フリー走行から予選にかけては、流れは悪くなかったです。ただもうちょっと詰められるところはいくつかありました。このサーキットは1周も短いし、コーナー数も少ないので、差が出にくいですね。そこでいかにタイムを詰めていくかが難しいです。10番手という予選結果も、クルマの本来の実力からすればもうちょっと前、7番ぐらいはいけていたと思います。特にミスはなかったのですが、1コーナー、3コーナー、4コーナー、その辺りのブレーキングですね。要所要所でもうちょっとタイムが詰められたかなと思います。レースではタイヤの落ちが激しい印象です。戦略はみんな同じような感じでしょうから、とにかくスタートをしっかり成功させて、できるだけ前でフィニッシュする。それだけです」
福住仁嶺(予選17番手)
「フリー走行で止まってしまったのは、ガス欠でした。どうしてそんなことになってしまったのか、僕には分かりません。最初はエンジンが壊れたのかと思ったんですけど、単純にガス欠でした。そのためにスタート練習はできなくなってしまいましたけど、まあ大きな影響はないです。予選は最初からペースが悪くて、基本的には自分のドライビングの問題だと思っています。自分としては全くノーミスで、かなりいい走りができたと思ってたのですが、タイムを見たときには愕然としました。ブレーキポイントとか、前回からかなり改善されている実感があって、なのでここも自信があったんですけど。いざデータを見せられて、エンジニアと一緒にじっくり分析すると、自分の走りでまだまだいけてない部分もあったと思います。2回目のアタックでタイムを更新はしましたけど、十分ではなかったですね。自分が本来いるべきところに、いれていない。チームメートとの差も、自分のドライビングだと思います。セットアップはもともと違うのですが、それ以上にお互いに言っていることが違い過ぎて、クルマのバランスについてのコメントが真逆だったりする。これからさらにデータを精査して、どこにどれだけ差があるのか探っていこうと思います。決勝に向けては、レース1は長いレースなので毎回いろんなことが起きます。とにかく走り続けてマイレージをかせいで、クルマだったり自分のドライビングだったり、吸収できるものを吸収して、チームとともに一生懸命がんばるつもりです」
カテゴリー: F1 / FIA F2
FIA F2選手権第6戦が、オーストリアのレッドブル・リンクで初日を迎えた。6月29日(金)の午後1時からスタートした45分間のプラクティスでは、福住仁嶺、牧野任祐がともに順調に周回を重ねていく。
しかし、セッション終盤、福住のマシンにトラブルが発生しスローダウンせざるを得なくなり、結果的にこのセッションは牧野が12番手、福住は14番手で終えた。
予選は午後4時55分から、気温20℃のコンディションで行われた。1回目のアタックで牧野は1分14秒440、福住は1分14秒997をマーク。セッション終盤、ニュータイヤに履き替えてのアタックでは、牧野が1分14秒201、福住は1分14秒400とともにタイムアップを果たし、最終的に牧野が10番手、福住は17番手で予選を終えた。レース1では、牧野が5列目、福住が9列目からそれぞれスタートし、ポジションアップを狙う。
ポールポジションを獲得したのはジョージ・ラッセル。2番手にはランド・ノリス(Carlin)、3番手にはセルジオ・セッテ・カマラ(Carlin)が続いた。
レース1は、30日(土)の午後4時45分(日本時間午後11時45分)にスタートする。
牧野任祐(予選10番手)
「エンジニアと1時間ぐらい話し合いました。そのほとんどは、レースのスタートをどうするか、でした。クラッチトラブルに何度も見舞われていますから。フランスでのクラッチの問題も、結局まだよく分かってないので、ちょっと心配です。エンジンはやはり壊れていて、今回載せ替えました。フリー走行から予選にかけては、流れは悪くなかったです。ただもうちょっと詰められるところはいくつかありました。このサーキットは1周も短いし、コーナー数も少ないので、差が出にくいですね。そこでいかにタイムを詰めていくかが難しいです。10番手という予選結果も、クルマの本来の実力からすればもうちょっと前、7番ぐらいはいけていたと思います。特にミスはなかったのですが、1コーナー、3コーナー、4コーナー、その辺りのブレーキングですね。要所要所でもうちょっとタイムが詰められたかなと思います。レースではタイヤの落ちが激しい印象です。戦略はみんな同じような感じでしょうから、とにかくスタートをしっかり成功させて、できるだけ前でフィニッシュする。それだけです」
福住仁嶺(予選17番手)
「フリー走行で止まってしまったのは、ガス欠でした。どうしてそんなことになってしまったのか、僕には分かりません。最初はエンジンが壊れたのかと思ったんですけど、単純にガス欠でした。そのためにスタート練習はできなくなってしまいましたけど、まあ大きな影響はないです。予選は最初からペースが悪くて、基本的には自分のドライビングの問題だと思っています。自分としては全くノーミスで、かなりいい走りができたと思ってたのですが、タイムを見たときには愕然としました。ブレーキポイントとか、前回からかなり改善されている実感があって、なのでここも自信があったんですけど。いざデータを見せられて、エンジニアと一緒にじっくり分析すると、自分の走りでまだまだいけてない部分もあったと思います。2回目のアタックでタイムを更新はしましたけど、十分ではなかったですね。自分が本来いるべきところに、いれていない。チームメートとの差も、自分のドライビングだと思います。セットアップはもともと違うのですが、それ以上にお互いに言っていることが違い過ぎて、クルマのバランスについてのコメントが真逆だったりする。これからさらにデータを精査して、どこにどれだけ差があるのか探っていこうと思います。決勝に向けては、レース1は長いレースなので毎回いろんなことが起きます。とにかく走り続けてマイレージをかせいで、クルマだったり自分のドライビングだったり、吸収できるものを吸収して、チームとともに一生懸命がんばるつもりです」
2018年 F2 第6戦 オーストリア 予選 結果
P | No | Driver | Team | Laptime |
---|---|---|---|---|
1 | 8 | ジョージ・ラッセル | ART Grand Prix | 1分13秒541 |
2 | 19 | ランド・ノリス | Carlin | 1分13秒779 |
3 | 18 | セルジオ・セッテ・カマラ | Carlin | 1分13秒823 |
4 | 7 | ジャック・エイトケン | ART Grand Prix | 1分13秒961 |
5 | 16 | アルジュン・マイニ | Trident | 1分13秒999 |
6 | 11 | マキシミリアン・ギュンター | BWT Arden | 1分14秒014 |
7 | 20 | ルイス・デレトラズ | Charouz Racing System | 1分14秒104 |
8 | 5 | アレクサンダー・アルボン | DAMS | 1分14秒115 |
9 | 4 | ニック・デ・フリース | PERTAMINA PREMA Theodore Racing | 1分14秒171 |
10 | 2 | 牧野任祐 | RUSSIAN TIME | 1分14秒201 |
11 | 14 | ルカ・ギオット | Campos Vexatec Racing | 1分14秒309 |
12 | 9 | ロベルト・メルヒ | MP Motorsport | 1分14秒323 |
13 | 21 | アントニ・フォコ | Charouz Racing System | 1分14秒330 |
14 | 17 | サンティノ・フェルッチ | Trident | 1分14秒334 |
15 | 3 | ショーン・ゲラエル | PERTAMINA PREMA Theodore Racing | 1分14秒363 |
16 | 10 | ラルフ・ボスチャング | MP Motorsport | 1分14秒389 |
17 | 12 | 福住仁嶺 | BWT Arden | 1分14秒400 |
18 | 1 | アルテム・マルケロフ | RUSSIAN TIME | 1分14秒589 |
19 | 6 | ニコラス・ラティフィ | DAMS | 1分14秒700 |
20 | 15 | ロイ・ニッサニー | Campos Vexatec Racing | 1分15秒436 |
カテゴリー: F1 / FIA F2