レッドブルF1育成のユーリ・ヴィップス、DAMSからFIA-F2参戦が決定
レッドブルF1の育成ドライバーであるユーリ・ヴィップスが、負傷したショーン・ゲラエルの代役としてベルギー以降の3大会でDAMSのドライバーを務めることが発表された。

エストニア出身のユーリ・ヴィップスは、2019年にFIA-F3にハイテックから参戦してランキング4位でシーズンを終了。最近、プレマからフォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ選手権に出場している。

本来、日本でスーパーフォーミュラに参戦する予定だったユーリ・ヴィップスだが、新型コロナウイルスによる入国制限のため、開幕戦の欠場が決定している。

ショーン・ゲラエルは、スペイン大会でクラッシュを喫して椎骨の骨折。回復には少なくとも6週間かかることが発表されていた。

DAMSは、昨年のマカオGPの準優勝者であるユーリ・ヴィップスをジョーン・ゲラエルの後任として起用することを発表した。元レッドブルのジュニアドライバーであるダニエル・ティクトゥムがチームメイトとなる。

ユーリ・ヴィップスにとってF2カーで初めてのレースとなり、スパ・フランコルシャン、イタリアのモンツァ、ムジェロの3連戦でドライバーを務める。

「DAMSが与えてくれた機会にとても感謝しているし、嬉しく思っている」とユーリ・ヴィップスは語った。

「F2シーズンの半分以上がすでに完了している状態で飛び込むのは本当に難しいことはわかっているけど、チームにふさわしい結果を出すために全力を尽くすつもりだ」

「また、ダン(ティクトゥム)と一緒に仕事ができるのを楽しみにしている。ダンは十分な情報を得る手助けをしてくれると確信しているし、僕たちはチームのために良いポイントを獲得することを目指していく」

ユーリ・ヴィップは、F2に参戦する3人目のレッドブル・ジュニアとなる。今年はカーリンから角田裕毅とユアン・ダルバラが参戦している。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / FIA F2 / レッドブル・レーシング