F1、2026年の次世代F1マシンは「軽量化&ショート化」を計画
F1は、新しいパワーユニットレギュレーションが開始される2026年シーズンに向けて、より軽量で短い車を導入することも望んでいる。

F1ドライバーが現代のF1マシンに最も一不満を抱いていることの1つは重量であり、過去数年間で徐々に増加している。FIA(国際自動車連盟)が設定した2023年の最低重量は796kgだが、F1がハイブリッドパワーユニットを導入する前の最終シーズンである2013年は642kgだった。

FIAのシングルシーター技術部門の責任者であるニコラス・トンバジスは、2026年にはマシンの軽量化を目指していると主張した。

「もう少し軽くするのが現実的だ」とニコラス・トンバジスは語った。

「2000年以降の重量の違いを考慮する必要がある。20年ほど前と言えば200kg前後とかなりの数字だ」

「その200kgのうち、約100kgがパワーユニット、つまり電気部品、バッテリー、ターボなどから来ている。これは大幅な重量増加だ」

しかし、ニコラス・トンバジスは、F1は市販車技術の進歩に関連し続けなければならないと主張し、それは車を軽量化するという目標に挑戦をもたらすと語る。

「F1を社会の方向性に関連し続ける必要がある。車に夢中な人はV10を望んでいるが、いくら言ってもそれは無理であり、我々は自分たちが選んだ方向に進まなければならないことを知っている。 つまり、重量増加の約半分に相当する」

「約50kg強は安全のため。つまり、ハロー、はるかに強力なシャシー、より大きな保護などだ。繰り返すが、誰もそれを妥協したくない」

「機会があるところがある。車のより複雑なシステムのために約15~20kg、車の寸法は約30~35kgだ。車ははるかに長く、幅が広く、タイヤが大きくなっている」

「そして、マシンの寸法には機会があると信じている。2026年のマシンはかなり短く、おそらくもう少し幅も狭くしたいと考えており、そのすべてで重量の増加を抑えることができる」

「一方で、バッテリーの増加は、より電気的になるため、重量が少し増えることになる。したがって、私が望む最終的な効果は少し軽くなるだるが、大した量ではない」

F1は、2026年に新しいパワーユニットとともに100%持続可能な燃料を導入することを目標にしている」

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カテゴリー: F1 / F1マシン