F1、相次ぐ技術指令はメルセデスとレッドブルのタイトル争い激化が関連
F1レースディレクターのマイケル・マシは、過去数週間で技術指令が相次いで発行されているのは、2021年のF1タイトル争いが激化していることに関連していると認める。

2021年F1シーズン、FIA(国際自動車連盟)はこれまでにリアウイングの柔軟性、タイヤ空気圧、ピットストップの最初時間に関連する技術指令を発行しており、その傾向はメルセデスとレッドブル・ホンダがきっかけになっている。

アルファロメオF1のチーム代表を務めるフレデリック・バスールは、この傾向を批判。現在、F1チームは「プレスリリースよりも技術指令」に対処していると皮肉った。

「次はフロントウイングのたわみについてだろう」とフレデリック・バスールは予測する。

「シーズンの真っ最中にこのようなことをするのは正しい方法ではないと思う」

F1レースディレクターであるマイケル・マシは、相次ぐ技術指令が実際に“激化するチャンピオンシップ戦い”に直接関係していることを認める。

「しばらくこのような状況にはなっていなかったし、特定の問題を明確にする必要がある。技術指令はそれを行うのに役立つ」とマイケル・マシはオーストリアで述べた。

「チャンピオンシップを管理するためのメカニズムとは言わないが、技術部門の観点からレギュレーションの特定の規定を説明する方法ではある」

「目的は、抗議の提出を防ぐことにある」

チャンピオンシップリーダーのマックス・フェルスタッペンの父親ヨス・フェルスタッペンは、状況は個人的な関係によっても増幅されていると考えている。

「ヘルムート(マルコ)とトト(ヴォルフ)はお互いが好きではない」とヨス・フェルスタッペンは Sport1 で微笑んだ。

「だが、それはこのような競争においてはゲームの一部にすぎない」

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カテゴリー: F1 / F1マシン / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / FIA(国際自動車連盟)