エステバン・オコン F1改革案に反対「リバースグリッドはあまりに人工的」

29歳のハースのドライバーであるオコンは、すでにスポーツは飽和状態に近いと考えていると述べた。
「僕たちはますますショーを求める消費社会に生きていると思う。もっと多くのレースを求めている」とオコンは語った。
しかしオコンは、より多くのアクションが商業的に利益をもたらすかもしれない一方で、マイナス面もあると主張した。
「僕が若い頃は、次のレースを本当に楽しみにしていた。かなり長い時間がかかることもあったからだ」とフランス人ドライバーは言った。
「それは僕の週の本当のハイライトだった。今では僕たちはほとんど毎週レースをしていて、スプリントも含まれている」

オコンは、レース数の増加が視聴者数を押し上げるかもしれないが、ドライバーにとってもプラスではないと語った。
「レースが増えること自体に問題はない。でも僕はグランプリに向けての期待感を少しずつ積み上げたいんだ。そうすることで本当に楽しめるから」とオコンは説明した。
リバースグリッドのような提案について、フランス人ドライバーは率直だった。
「それはF1をあまりにも人工的にしてしまう」とオコンは語った。
「F1は純粋なレースの形でなければならない。最速のチームが勝ち、最強のチームが勝つべきだ。リバースグリッドは、確かにもっとショー的かもしれないけれど、それはあまりに人工的になってしまう」
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