イモラ・サーキット、レッドブルF1のフィルミングデーの騒音で罰金
イモラ・サーキットは、昨年、レッドブル・レーシングが同サーキットで行ったフィルミングデーが騒音公害検知器を作動させたため、罰金を支払うことになった。

レッドブル・レーシングは昨年10月、F1で使用された最後の自然吸気車となった2013年型RB9でサーキットに乗り込んだ。

2014年の後継モデルは、ターボハイブリッドF1パワーユニットの導入より、かなりの静かになったが、セバスチャン・ベッテルを4度目にして最後のワールドタイトルに導いたV8エンジン搭載のレッドブル RB9は、周辺の騒音センサーに検知され、500ユーロ(約7万円)の罰金を科されることになった。

イモラのオートドローム・観光・市民サービス担当のエレナ・ペナッツィは「レッドブルのイベントは、過去1年間において、オートドロームが騒音を出した唯一の機会であり、多くの活動が行われたにもかかわらず、常に制限の範囲内にとどまっていた」とCorriere dello Sportに語った。

「10月12日、レッドブルは現行車より古いマシンで現れ、制限値を超えてしまった。数周の出来事だった」

イモラ・サーキットは、10年以上カレンダーから姿を消していたが、2020年にエミリア・ロメーニャGPとしてF1カレンダーに復帰。現在は2025年までF1レースの開催を契約している。

F1チームは年間を通して2回、現行マシンでフィルミングデーを実施するが許されており、レース仕様ではないピレリタイヤで各100kmに制限されている。

旧世代のF1マシンではルールが緩く、チームはデモランやマーケティングのための記録目的で使用することが多い。

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カテゴリー: F1 / F1エミリア・ロマーニャGP / レッドブル・レーシング