2022年 F1ドライバーラインナップ … 残るは事実上2つのシートのみ
2022年のF1ドライバーランナップがほぼ出揃い、まだ発表がなされていないウィリアムズとアルファロメオの空席に纏わる推測が過熱している。

キミ・ライコネンのF1引退発表をきっかけに2022年のF1ドライバー市場はドミノ倒しのように動き出した。噂通り、バルテリ・ボッタスはアルファロメオに移籍し、ジョージ・ラッセルはメルセデスに加入。トップチームのシートは埋まった。

また、アルファタウリ・ホンダもピエール・ガスリーと角田裕毅の残留が決定。

これでメルセデス、レッドブル、フェラーリ、マクラーレン、アルピーヌ、アルファタウリは来季の契約を正式に発表しており、アストンマーティンとハースは正式発表はないものの、現行ラインナップが継続されることは既定路線。また、ウィリアムズはニコラス・ラティフィの残留が濃厚とされている。アルファロメオは、アントニオ・ジョビナッツィの残留が未定となっている。

したがって、残りの空席はウィリアムズの1つ、アルファロメオの1つということになる。事実上、候補に挙げられているドライバーは基本的にこの2つのシートにリンクされている。

メルセデスはニック・デ・フリース、レッドブルはアレクサンダー・アルボン、アルピーヌは周冠宇とオスカー・ピアストリ、そして、フェラーリはアントニオ・ジョビナッツィと、ジュニアドライバーにF1でのチャンスを与えようと考えている。

現時点の多くの報道では、アルファロメオはニック・デ・フリース(すでにサイン済みとの報道もあり)、ウィリアムズはアレクサンダー・アルボンが濃厚とされているが、周冠宇が中国マネーを持ち込んで両チームにアプローチしているとの報道もある。

また、ウィリアムズに関しては、ニコラス・ラティフィが比較的経験が浅いため、ニコ・ヒュルケンベルグ、ダニール・クビアトという経験豊富なドライバーを起用する可能性も除外していない。

イタリア出身のジョビナッツィの放出がF1イタリアGPの週末に発表されることは考えにくく、決勝の翌日以降がさらに動きがみられるタイミングになるはずだ。

メルセデスF1
- ルイス・ハミルトン
- ジョージ・ラッセル

フェラーリ
- シャルル・ルクレール
- カルロス・サインツ

レッドブル
- マックス・フェルスタッペン
- セルジオ・ペレス

アルピーヌ
- フェルナンド・アロンソ
- エステバン・オコン

マクラーレン
- ダニエル・リカルド
- ランド・ノリス

アルファタウリ・ホンダ
- ピエール・ガスリー
- 角田裕毅

アストンマーティン
- セバスチャン・ベッテル
- ランス・ストロール

アルファロメオ
- バルテリ・ボッタス
- TBA

ハース
- ミック・シューマッハ
- ニキータ・マゼピン

ウィリアムズ
- TBA
- ニコラス・ラティフィ

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー