2021年 F1ドライバー移籍の噂…アレクサンダー・アルボンの動向が鍵
2021年のF1ドライバー移籍に関する噂“シリーシーズン”が大詰めを迎えてきた。
ここ数週間でハースF1が現行ドライバーとの契約終了、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー残留、アルファロメオF1のキミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィの残留が発表され、ウィリアムズもジョージ・ラッセルが2021年もシートを維持することを明言。残されたシートはわずかとなった。
現時点で確定していないのはメルセデスの1つ、レッドブル・ホンダの1つ、アルファタウリ・ホンダの1つ、そして、ハースF1の2つのシートとなっている。
メルセデス
F1エミリア・ロマーニャGPでコンストラクターズタイトル7連覇を達成したメルセデスF1は、ルイス・ハミルトンとの契約が今シーズン限りで満了。だが、トト・ヴォルフはチーム代表の座を降りる可能性を示唆しており、ハミルトンも来季はF1にいない可能性をほのめかすなど、論争を巻き起こしている。おそらく2021年もルイス・ハミルトンが残留する可能性は高いと考えられているが、世界的な財政状況、F1が2023年からドライバーに給与上限を設ける計画を打ちだすなど、サラリーが一つの問題になっている。
レッドブル・ホンダ
すでにアレクサンダー・アルボンの放出は決定したと報じるメディアもある。後任にはニコ・ヒュルケンベルグとセルジオ・ペレスが挙げられており、首脳陣の発言などから感じられる空気的にはニコ・ヒュルケンベルグが一歩リードしている。だが、セルジオ・ペレスにはメキシコ市場という武器があり、レッドブルとしては大きくそこを強調したくはない意図もあるかもしれない。
アルファタウリ・ホンダ
まず、ダニール・クビアトの放出はほぼ決定している。レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコはF1エミリア・ロマーニャGPの4位入賞は「将来の助けにはならない」と発言し、すでにホンダF1の育成ドライバーの角田裕毅を起用する計画があることを示唆している。だが、まだ角田裕毅はF1スーパーライセンスを獲得できていない。その場合、レッドブル・ホンダのシートを失うアレクサンダー・アルボンがそのシートに収まることになるかもしれない。
ハースF1
F1スーパーライセンスだが、ロシアの資金を背景にニキータ・マゼピンが1つ目のシートを獲得すると考えられている。もうひとつのシートはエンジンサプライヤーであるフェラーリが握っているようだ。一時はミック・シューマッハがアルファロメオF1でデビューを果たし、アントニオ・ジョビナッツィがハースF1に移籍するとの噂もあったが、ジョビナッツィはアルファロメオ残留が確定。したがって、ミック・シューマッハがシートを獲得することは確実と考えられている。チーム代表のギュンター・シュタイナーが「アルファロメオに発表を遅らせるよう頼んだ」と漏らしているとおり、バーレーンでのF2最終戦で2人のドライバーのF1スーパーライセンスが確定次第、契約が発表されると考えられている。
F1を去る可能性のあるドライバー
ハースF1との契約終了が発表されたロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンが、アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトがF1を去ることになるのは避けられないと考えられている。また、レッドブル・ホンダの決断次第ではアレクサンダー・アルボンとセルジオ・ペレスも危うい。
2021年に新たに加わるドライバー
復帰が決定しているフェルナンド・アロンソ以外、全員がF1スーパーライセンスを獲得できれば、新たにニキータ・マゼピン、ミック・シューマッハ、角田裕毅がF1グリッドに加わる見通しとなっている。
2021年 F1ドライバーラインナップ
メルセデスF1
- TBA(ルイス・ハミルトン)
- バルテリ・ボッタス(確定)
フェラーリ(確定)
- シャルル・ルクレール
- カルロス・サインツ
レッドブル
- マックス・フェルスタッペン(確定)
- TBA(ニコ・ヒュルケンベルグ/セルジオ・ペレス)
アルピーヌ/ルノー(確定)
- フェルナンド・アロンソ
- エステバン・オコン
マクラーレン(確定)
- ダニエル・リカルド
- ランド・ノリス
アルファタウリ・ホンダ
- ピエール・ガスリー
- TBA(角田裕毅/アレクサンダー・アルボン)
アストンマーティンF1/レーシング・ポイント(確定)
- セバスチャン・ベッテル
- ランス・ストロール)
アルファロメオ(確定)
- キミ・ライコネン
- アントニオ・ジョビナッツィ
ハース
- TBA(ニキータ・マゼピン)
- TBA(ミック・シューマッハ)
ウィリアムズ(確定)
- ジョージ・ラッセル
- ニコラス・ラティフィ
カテゴリー: F1 / F1ドライバー
ここ数週間でハースF1が現行ドライバーとの契約終了、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー残留、アルファロメオF1のキミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィの残留が発表され、ウィリアムズもジョージ・ラッセルが2021年もシートを維持することを明言。残されたシートはわずかとなった。
現時点で確定していないのはメルセデスの1つ、レッドブル・ホンダの1つ、アルファタウリ・ホンダの1つ、そして、ハースF1の2つのシートとなっている。
メルセデス
F1エミリア・ロマーニャGPでコンストラクターズタイトル7連覇を達成したメルセデスF1は、ルイス・ハミルトンとの契約が今シーズン限りで満了。だが、トト・ヴォルフはチーム代表の座を降りる可能性を示唆しており、ハミルトンも来季はF1にいない可能性をほのめかすなど、論争を巻き起こしている。おそらく2021年もルイス・ハミルトンが残留する可能性は高いと考えられているが、世界的な財政状況、F1が2023年からドライバーに給与上限を設ける計画を打ちだすなど、サラリーが一つの問題になっている。
レッドブル・ホンダ
すでにアレクサンダー・アルボンの放出は決定したと報じるメディアもある。後任にはニコ・ヒュルケンベルグとセルジオ・ペレスが挙げられており、首脳陣の発言などから感じられる空気的にはニコ・ヒュルケンベルグが一歩リードしている。だが、セルジオ・ペレスにはメキシコ市場という武器があり、レッドブルとしては大きくそこを強調したくはない意図もあるかもしれない。
アルファタウリ・ホンダ
まず、ダニール・クビアトの放出はほぼ決定している。レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコはF1エミリア・ロマーニャGPの4位入賞は「将来の助けにはならない」と発言し、すでにホンダF1の育成ドライバーの角田裕毅を起用する計画があることを示唆している。だが、まだ角田裕毅はF1スーパーライセンスを獲得できていない。その場合、レッドブル・ホンダのシートを失うアレクサンダー・アルボンがそのシートに収まることになるかもしれない。
ハースF1
F1スーパーライセンスだが、ロシアの資金を背景にニキータ・マゼピンが1つ目のシートを獲得すると考えられている。もうひとつのシートはエンジンサプライヤーであるフェラーリが握っているようだ。一時はミック・シューマッハがアルファロメオF1でデビューを果たし、アントニオ・ジョビナッツィがハースF1に移籍するとの噂もあったが、ジョビナッツィはアルファロメオ残留が確定。したがって、ミック・シューマッハがシートを獲得することは確実と考えられている。チーム代表のギュンター・シュタイナーが「アルファロメオに発表を遅らせるよう頼んだ」と漏らしているとおり、バーレーンでのF2最終戦で2人のドライバーのF1スーパーライセンスが確定次第、契約が発表されると考えられている。
F1を去る可能性のあるドライバー
ハースF1との契約終了が発表されたロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンが、アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトがF1を去ることになるのは避けられないと考えられている。また、レッドブル・ホンダの決断次第ではアレクサンダー・アルボンとセルジオ・ペレスも危うい。
2021年に新たに加わるドライバー
復帰が決定しているフェルナンド・アロンソ以外、全員がF1スーパーライセンスを獲得できれば、新たにニキータ・マゼピン、ミック・シューマッハ、角田裕毅がF1グリッドに加わる見通しとなっている。
2021年 F1ドライバーラインナップ
メルセデスF1
- TBA(ルイス・ハミルトン)
- バルテリ・ボッタス(確定)
フェラーリ(確定)
- シャルル・ルクレール
- カルロス・サインツ
レッドブル
- マックス・フェルスタッペン(確定)
- TBA(ニコ・ヒュルケンベルグ/セルジオ・ペレス)
アルピーヌ/ルノー(確定)
- フェルナンド・アロンソ
- エステバン・オコン
マクラーレン(確定)
- ダニエル・リカルド
- ランド・ノリス
アルファタウリ・ホンダ
- ピエール・ガスリー
- TBA(角田裕毅/アレクサンダー・アルボン)
アストンマーティンF1/レーシング・ポイント(確定)
- セバスチャン・ベッテル
- ランス・ストロール)
アルファロメオ(確定)
- キミ・ライコネン
- アントニオ・ジョビナッツィ
ハース
- TBA(ニキータ・マゼピン)
- TBA(ミック・シューマッハ)
ウィリアムズ(確定)
- ジョージ・ラッセル
- ニコラス・ラティフィ
カテゴリー: F1 / F1ドライバー